2010年03月24日
日本の匠
ゲスト:東京銀器の匠 上川宗照さん
上川宗照(かみかわ そうしょう)さんは、東京都生まれの65歳。先代であるお父様に16歳で弟子入り。以来、江戸時代の中期から続く金属の板を木槌や金槌で打ちながら様々な工芸品を創り上げていく「鍛金」の技法を習得。
先代が亡くなられた昭和52年(1977年)に日伸貴金属の跡目を継がれ、台東区三筋の工房で数々の作品を生み出されています。その作品は芸術性も高く評価され、東久邇宮文化褒章や「現代の名工」卓越技能章など数々の賞を受賞されています。
そんな上川さんは、伝統工芸一家としても知られ、三男一女の息子さん、娘さん、全員が後継ぎです。長男・宗伯さん、長女・宗智さん、次男・宗光さん、三男・宗達さんが同じ工房で仕事をして、日々の研鑽に努めています。
今回、スタジオにも全員勢ぞろい。師匠であるオヤジさんの銀の板を叩くリズムがカラダに浸み込んでいて、皆さん作品を作り続けているそうです。
★日伸貴金属HP
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2010年03月24日 14:20