2010年01月27日
日本の匠
ゲスト:映画予告編の匠 板垣恵一さん
映画予告編制作の大手プロダクション株式会社ガル・エンタープライズのベテランディレクター板垣恵一さんは、静岡県生まれの59歳。1978年の角川映画「野性の証明」を観たことがきっかけで、予告編制作の道へ進まれたそうです。
これまで板垣さんが手がけられた予告編は、「セーラー服と機関銃」「時をかける少女」「失楽園」「北の零年」「ケイゾク」「もののけ姫」「崖の上のポニョ」など約400本。また、本編の編集マンとして昨年大ヒットを記録した「剣岳 点の記」など12本の作品を担当されています。
現在、本編と予告編は分業になっていて、多くの予告編は本編の制作と同時に進められ、予告編にあったシーンが本編ではなくなっていることもあるとか。また、予告編を面白くするため、監督の意図とは違った編集をバンバンしていくそうです。
ただ、スタジオジブリ作品の予告編を作る場合は、どこをどうつないでも面白い!ということでした。
現在、劇場で板垣さんが手がけたジブリ最新作「借りぐらしのアリエッティ」の予告編を観ることができます。
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2010年01月27日 11:49