『アイスホッケー』
今回は『アイスホッケー』に挑戦してきました。
お世話になったのは『明治神宮外苑アイスホッケークラブ』。
オレは小学生の部の練習に参加させてもらった。
体が小さいからといって侮れない。
スピードと攻撃性は、かなりのもの。
40過ぎのアングラ演劇人は、テンションを上げて臨む。
まず、防具・ヒジあて・スネあて・腰あて・胸あてをつけ、
最後に靴紐を結ぼうと身をかがめると・・・・・・
「ハア、ハア、ハア・・・」
あれ?オレ、息が上がってる!?
靴紐を結ぶだけで!?
ハア、ハア!?
・・・息が!?・・・上がってる!?
その様子を見ていた同世代のコーチ陣。
「フフフフフ」と、なんともいえない笑みを浮かべる。
「ね、そうですよね。我々、前屈すると息が上がる、
そういう年齢ですよね(笑)」という笑み。
冗談じゃない!
まだまだガンガンやれるんだよ、オレは!?
折れそうな心にムチ打って氷上に立つオレ。
「よろしくお願いしま~す!」と、一言。
その瞬間、「ワーッ!」と、どこから現れたのか、
小さな戦闘機のような群れ(30人ぐらいの子供たち)が、
オレを取り囲んだ。
ヨタヨタとリンクに立つオレを取り囲んで、
「カンカンカンカーン!!」と、スティックで
一斉に氷を叩く。
手荒い歓迎の儀式だ。
「待って!ちょっと・・・待って!!」
本気で怯えるオレ。
「ピー!集合!!」
朝礼の笛に救われる。
「清水です。今日はヨロシク!」と、自己紹介。
すると、キャプテンの男の子が真顔で、
「大人なんですか?」
「・・・?」
「大人ですか?」
「・・・あ、はい、大人です」
恐る恐る答えると、「じゃあ、ボクら全力で
タックル行っていいですよね?」
「え!?」
・・・もしかして、試してるのかオレを?
どうする・・・ガツンと言ってやるか?
それとも、「初心者だから優しくしてくれ」と、
正直に言うか・・・?
そして、オレの口から出たのは、
「フ、フォフォファファフゥワォ」という
モゴモゴ笑い。
分かりやすく言えば、煮え切らないリアクション。
YesともNoとも言い切らない。
白黒ハッキリつけない。
ダメな大人のダメなリアクションだ。
くそ・・・失敗した・・・ナメられる・・・。
反省も立て直しもする時間が無いまま、
練習開始。
並んで順番に滑走。
ジャンプしたり、バックしたり、ダイブしたり、
汗かいたり・・・。
もうこの時点で、リンクの上で一人だけ、
体から湯気を放つオレ。
氷の上で立ち止まることが出来ず、
フェンスに「バーン」とぶつかったり、
「デーン」と転んだり・・・。
とにかく、一人で悪戦苦闘。
全然関係ないポジション取り、ムーブ、
そして、自分がめげないための掛け声
「ヘイ!ヘイヘイヘーイ!」
そして、ここでミニゲーム開始。
「パス、パス!」
ろくに動けていないのに、パスを要求する清水。
たまに来るパックに、「よく来た」と、興奮するのも束の間、
すぐにパックを奪い取られる。
敵に、味方に(!?)
・・・味方だろ。なぜ、オレから奪う!?
「自分で持っていかないと取られますよ」と、コーチ。
果たして、清水はシュートを決められるのか!?
カミングスーン!!
※今回、清水宏がお世話になりましたのは、
『明治神宮外苑アイスホッケークラブ』さんです。
『明治神宮外苑アイスホッケークラブ』さんでは、
世代別に4つのチーム(低学年、高学年、中学、高校)を
運営しています。
各世代に合わせた練習メニューを用意し、楽しくプレーしながらも、
優れたプレーヤー育成を目指して熱く指導をしており、卒業生達は、
U18、U20日本代表などでも活躍中です。
詳しくは、こちらのホームページをご覧ください。
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2010年01月21日 11:58