12月7日~12月11日の邦流は、松尾貴史さん
今週の「邦流」のゲストは、松尾貴史さん!
12月7日≪月≫:子供の頃の話
松尾貴史さんは、1960年に神戸市で生まれました。お父さんは厳しく、ある日、
こっそり「11PM」を見ていた松尾貴史さんを、何とベランダから「逆さ釣り」に
したそうです。
一方の松尾さんも大変ないたずら好きだったそうです。
幼稚園のとき、先生からお父さんの絵を描くように言われた松尾さんは、お父さんが
あることをする姿を、かなり変わった角度から描いたそうです。
果たしてお父さんの反応は?!
12月8日≪火≫:大学時代の話
中学3年生の頃からエッシャーやダリといった「だまし絵」に魅せられた松尾貴史さん
は、デザイナーを志し、大阪芸術大学に進学します。
しかし、大学では、デザイン学科以外の先生との交流が多かったそうで、特に
スターウォーズのヨーダによく似た「ヨダ先生」のことをとても慕っていたそうです。
ある日、そのヨダ先生は、松雄さんに「あんた面白いからテープにギャグを入れて平和
を訴えなはれ」とアドバイスします。
このテープが独り歩きし、松尾さんをラジオの世界に引きこんで行きます。
12月9日≪水≫:デビューのきっかけ
デモテープがきっかけで、いきなりラジオのレギュラー番組を2本も持つようになった
松尾貴史さん。しかし、松尾さんが本格的にこの世界で活躍するきっかけとなったのは、
NHKの番組で藤本義一さんのマネをしたことだったそうです。
NHKの生放送では、藤本義一がすっかり自分の声だと勘違いして首をひねる姿が・・・。
これが話題を呼び、松尾貴史さんは、本格的にラジオの世界で活躍するようになります。
12月10日≪木≫:中島らもさんの話
松尾貴史さんを語る上で欠かせないのが、作家の中島らもさんとの交流です。
最初の出会いは、松尾さんがテレビ局のディレクターから、中島らもさんのイベントに
出ないか誘われたこと。
本番前に中島らもさんと話していた松尾さんは、「ああ、こんなに世界観の合う人が
いるなんて!」と感動したそうです。
ある日、松尾さんが、らもさんを驚かそうとして、夜中の3時にらもさんのご自宅を
訪ねます。そのとき松尾さんが見たものとは?!
12月11日≪金≫:うんちく王/カレーへのこだわり
松尾貴史さんは「うんちく王」としても知られています。
中でもカレーに対するこだわりは強く、全国を食べ歩いたそうです。
松尾さんは、恵比寿のバー「まはから」のマスターとの2年間の構想を経て、
ついにご自分のカレーショップ「パンニャ」をオープンさせます。
そこではどんなカレーが食べられるのか?
最終日は、松尾さんが理想とするカレーの味について伺います。
<松尾貴史>
大阪芸術大学を卒業後、1984(昭和59年)、『キッチュ』の名でデビュー。
1989(平成元)年4月より『松尾貴史』に改名。
TV・ラジオはもとより、映画・舞台、イベント、エッセイ、イラスト、はたまた折り紙等、幅広い分野で活躍。
2008年4月から京都造形芸術大学にて、映画学科准教授を務める。
投稿者 joqr : 2009年12月06日 16:00