2009年12月23日
日本の匠
ゲスト:パーティーグッズの匠 増沢伸善さん
パーティーグッズの専門メーカー株式会社アイコの営業部長・増沢伸善さんは東京都生まれの54歳。
株式会社アイコは、昭和の時代に大ヒットとなった「笑い袋」をはじめ、ジュリアナ東京のお立ち台でボディコンギャルが手にして踊った扇子「ジュリ扇」、マジシャンのマギー審司さんで知られる「ジャンボ耳」など、数々のヒット商品を生み出しています。
1969年に「笑い袋」は、アメリカの会社から「笑い声を作ってくれ」とオーダーがあり先代の社長が考案。最初はぬいぐるみに入れて販売したところ、まったく売れず在庫が残ってしまったそうなんです。そのとき「袋に入れてぶら下げたら」と言うアイデアが出て、袋にピエロのデザインをしてアメリカで発売したら大ブレイク。そして1年後、日本で販売するようになったそうなんです。その累計は約2000万個。当時、足立区の商品センターでは20~30人のパート従業員が朝から夕方まで音を確認する作業をしており、近所に鳥小屋と勘違いされていたそうです。
★株式会社アイコのHPはこちら
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2009年12月23日 11:54