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2009年07月05日

7月6日~7月10日の邦流は、楳図かずおさん

今週の「邦流」のゲストは、楳図かずおさん

7月6日≪月≫:漫画の基礎はご両親から…
生後7ヶ月の頃には、お母様に渡された鉛筆でちゃんとした○マル印が描けていた
という楳図かずおさん。絵を描くことに興味を持ち始めたのもこの頃で、更には、
5~6歳の時にお父様がよく話してくれた「村の怖い伝説」が、後年、漫画のストーリー
を考えるうえで非常に役に立ったとのこと。
楳図かずおさんの漫画家人生において、ご両親は大変に重要なポイントを占めている
ようです。月曜日は、その辺りのお話を中心に伺っております。そして、大変に貴重な
モノをゲットしてしまいました。お楽しみに!

7月7日≪火≫:手塚治虫への憧れと決別
小学5年生の時に夜店の屋台でたまたま手に取った漫画本、手塚治虫の「新宝島」を
読んでプロの漫画家になる決意をしたという楳図かずおさん。しかし、暫くの間は
絵柄がどうしても手塚治虫作品のものに酷似してしまい、オリジナリティを出すのに
とても苦労したそうです。火曜日は楳図かずおさんがプロの漫画家を目指すに至った
経緯などについてお聞きしています。
手塚治虫さん、藤子.F.不二雄さん、楳図かずおさんの三人による「俄かには信じ難い
エピソード」は必聴です。

7月8日≪水≫:受け入れられなかった恐怖漫画
高校を卒業してプロの漫画家としてデビューした楳図かずおさん。「プロとして活動
していくためには、今までにない作品で勝負」と考え"恐怖漫画"というジャンルに
挑戦したもののメジャー雑誌には受け入れられず、しばらくの間は新聞や雑誌に
投稿しつつ貸本漫画を書く日々。しかし、少女フレンドの連載が大人気となってからは
生活が一変し…。
水曜日は、楳図かずおさんがプロ漫画家デビューしてから人気漫画家になるまでのお話。

7月9日≪木≫:漂流教室 と まことちゃん
楳図かずおさんの代表作「漂流教室」と「まことちゃん」。本日はこの2つの作品に
まつわるさまざまなエピソードを伺っています。まことちゃんの「グワシ」が出来る
とヨーロッパ旅行に出かけたときに大変便利だそうです。「何故か?」という理由は
木曜日の放送をお聴きください。

7月10日≪金≫:楳図かずおの謎
楳図かずおさんが、1995年以降、長編漫画を描かなくなった理由とは?
トレードマークである赤と白のボーダーシャツはいつ頃から着ているのか?
高尾の家にある「猫の振り子時計 クロベエ」の謎とは?
金曜日は、楳図かずおさんのさまざまな謎に迫ってみました。
8月20日から始まる「楳図かずお×現代浮世版画展」の情報と、月曜日に頂いた
楳図かずおさん手作りの「グワシボード」プレゼントの応募方法もお聞き逃しなく!

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<楳図かずお>
1936年、和歌山県生まれ。幼児期から絵を描くことに非凡な才能を示し、
小学4年のとき漫画を描き始める。
最初の作品は『まほうのつぼ』。14歳の時に描いた『森の兄妹』と
高校2年のとき描いた『別世界』が1955年に出版されプロデビュー。
以後精力的に貸本向けの単行本を描き『口が耳までさける時』『へび少女』
『人こぶ少女』などのホラー作品で日本中の少年少女たちにトラウマを刻みつけ、
後に"ホラー漫画の神様"と呼ばれるようになる。
1967年からは『猫目小僧』を発表。1976年に『妖怪伝・猫目小僧』として
テレビアニメ化されている。また、1972年からは『漂流教室』を連載。
荒廃した未来の世界で生き抜く子供たちの姿をリアルに描き、1975年には
小学館漫画賞を受賞した。一方、1976年からは『まことちゃん』を発表。
シュールなギャグが大ブレイクし、"グワシ"は、社会現象となった。
トレードマークと言えば、赤白ボーダーのシャツと、"グワシ"。

投稿者 joqr : 2009年07月05日 16:00

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