2009年06月03日
日本の匠
ゲスト:シューフィッターの匠 印南淳さん
印南淳(いんなみ じゅん)さんは、栃木県出身の61歳。23歳
のとき、現在の会長の菊地武男さんが1949年に創業された靴の
製造販売メーカー「ダイナス製靴株式会社」に入社。以来、高級ブランド「菊地の靴」の靴職人として、そして、シューフィッターとして、ご活躍されています。
シューフィッターとは、お客様の健康管理を第一に考え、足に関す
る基礎知識と靴合わせの技能を習得し、足の疾病予防の観点から正
しく合った靴を販売するシューフィッティングの専門家のこと。認
定制度で、現在日本には約5000人のシューフィッターが活躍し
ているそうです。
印南さんは、ダイナス製靴の「足と靴の相談室室長」として、一人
一人の足を触って診察し、足型計測をして靴合わせを行っています。
相談者の90%の方は既製品が履けるそうで、残りの10%の方にオーダーメイド靴を作ってきたそうです。
そんな印南さんは、お客様から感謝されることが、お仕事のいちばんの喜びだそうです。
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2009年06月03日 12:10