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2009年05月06日

日本の匠

ゲスト:江戸風鈴の匠 篠原儀治さん

篠原儀治(しのはら よしはる)さんは、大正13年(1924年)東京都生まれの84歳です。
江戸川区にお店と工房を構えて、ご家族とお弟子さんとで、伝統の江戸風鈴を作り続けている老舗「篠原風鈴本舗」の2代目で、会長を務められています。
80歳を超えても現役でお仕事をされている篠原さんは、その功績が認められ、江戸川区無形文化財保持者であり、平成16年には石原都知事より名誉都民の称号を授与、平成18年には文部科学大臣賞を受賞されています。


風鈴には鋳物や陶器・ガラス製のものがありますが、「篠原風鈴本舗」ではガラス製の風鈴を作っています。もともと、ガラス製の風鈴は、江戸の中期に長崎に伝わったもので、よく耳にする「江戸風鈴」という名称は、篠原さん自身が昭和39年頃に名づけたものなんだそうです。

江戸風鈴の音色の秘密は、ふちのギザギザ。風鈴の本体を切り落とす際に切り口がギザギザになるそうなんです。このギザギザのふちに、風に揺れた振り管があたり、あの独特の音色が生まれるんだそうです。「篠原風鈴本舗」の江戸風鈴は、すべて手作りなので、形も音色も少しずつ違うそうなんですよ。


「篠原風鈴本舗」のHPはこちらから。

gozen20090506.jpg

写真は、篠原儀治さんとお孫さんで4代目の由香利さんです。

投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2009年05月06日 12:09

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