2009年04月08日
日本の匠
ゲスト:覆面づくりの匠 ミステル・カカオさん
ミステル・カカオさんは、1992年、26歳の時に覆面づくりの有名職人と出会い、製作技術を学んだ後、「CACAO(カカオ)」のブランド名で、京都を拠点に、覆面の製作をスタート。「みちのくプロレス」旗揚げ時から、主要選手の覆面を製作。以降は、FMWや新日本プロレスの選手など国内外の有名選手の覆面及びコスチュームを製作されています。
2006年には、東京都の北新宿に、ショップと工房を兼ねた「覆面工房」を設立。プロデューサーとしてプロレス大会を企画、運営するなど精力的な活動を行っていらっしゃいます。
マスクの生地は、おもに伸縮性のあるラメ、エナメル、サテン、ジャージ素材が使われます。覆面レスラーの本場・メキシコでは、ユニークなラメの生地が多く、現地で買いそろえることも多いそうです。このマスクは、どの素材も通気性がないそうで、激しい闘いを行う覆面レスラーは、本当に大変なんだそうです。
ミステル・カカオさんは、子どもの頃から、プロレスラーになる夢
をもっていた高校卒業後、全日本プロレスに練習生として入門。
挫折し一度はあきらめた夢でしたが、覆面作りをきっかけにプロレ
スラーとして、デビューすることができました。その16年間の寄
り道の中で得た様々な経験や知識が、プロレスラーとしての自分の
財産なんだそうです。
★ミステル・カカオさんのお店「覆面工房」のHPはこちら
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2009年04月08日 11:33