2009年03月18日
日本の匠
ゲスト:殺陣の匠 高瀬将嗣さん
高瀬将嗣(たかせ まさつぐ)さんは、東京都生まれの52歳。
国士舘大学を卒業され、殺陣師・アクション監督としての活動をス
タート。代表作には「ビーバップハイスクール」や「あぶない刑
事」、今は亡き伊丹十三監督の一連の作品などがあります。
1990年から、監督業にも進出され、これまでに30作以上の作品を手掛けられています。
また、殺陣の教室「芸道殺陣 波濤流 高瀬道場」を東京都の府中市に設立。プロのアクション俳優のなみならず、多くの一般の方が殺陣やアクションを学ばれています。
高瀬さんの殺陣は、矛盾のない動きを追求。形が美しいことより
相手の隙があるから斬るという動きなんだそうです。
また、カメラにどう写っているか、全体的に考えることが最大のポイント。ひとつの決闘シーンでも、役者の一挙手一投足が折り重なるよう緻密に計算され構成されているそうです。
また、高瀬さんは、体にサポーターを取り付け、実際にパンチやキックなどを当てるフルコンタクトのアクション演出スタイルを確立。スピード・パワー・テクニックの3拍子そろったアクションが生まれるということでした。
高瀬道場は、府中の本部をはじめ、吉祥寺や足立区などにも支部道場があり、プロだけではなくお子さんや女性もレッスンに通っています。
★高瀬道場のHPはこちら
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2009年03月18日 11:29