2008年12月10日
日本の匠
活動弁士の匠 澤登翠さん
澤登翠(さわと・みどり)さんは、東京都のご出身。
多彩な語り口で、いままでに500本以上の様々なジャンルの無声映画の活弁を務められ、キャリアは36年。国内はもとよりフランス、アメリカなどの海外公演を通じて「弁士」の存在をアピールされ、文化庁の芸術祭・優秀賞など、数々の賞を受賞されています。
澤登さんによると、弁士の魅力は、映像を介した、お客さんとのキャッチボール。自分の考えたギャグに笑ったり、悲しい口上に客席からすすり泣きが聞こえてきたり,そういうときに「あ,お客さんといま気持ちが通っている」と実感されるんだそうです。無声映画
澤登翠さんの公演情報
12月13日(土)には、池袋の新文芸座で、大河内傳次郎主演の名作『忠次旅日記』の弁士。
12月29日(月)には、午後6時より、新宿紀伊国屋ホールで、リリアン・ギッシュ主演の『ラ・ボエーム』ほかを上映。
お問い合わせ先
マツダ映画社 東京03―3605―9981
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年12月10日 11:50