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2008年12月04日

今回は『粘土細工』

今回は『粘土細工』。

清水宏 002.jpg

粘土でミニチュアサンプル食品を作るっていうイベントに行き、
子供に混じって、粘土いじってきました。

小学校入学前から低学年までの、男の子と女の子40人ぐらいが、
5つ6つのテーブルにわかれて座る。

「清水宏でーす!どのテーブルに座ろうかな!
 お兄さんがテーブルに座ってもいいって人!?」

「・・・・・」

子供はキョトン。

大人はシラーッ。

特に40前後のオレと同世代の父兄の視線が痛い。

気にしたら負けだ。

客観的に見たら、どう見ても浮いてる。

どうみても痛い。

でも・・・客観的に見たら負けだ。

この場合、客観的になること、
自分の立ち位置を疑うことは、
「死」を意味する。

「子供以上に楽しんでやる。
子供以上に、オレは子供なのだ。」

得体の知れない暗示。

自分に言い聞かせ、一番元気のいいテーブルに押しかけ、入団。

「こんにちわ~~~!!」

引き気味の子供たちを意に介さず、
テーブルの“お誕生日席”に陣取り、
子供オヤジパワーで席巻する、
清水エナジーに巻き込まれたのか、
熱に浮かれたのか、
次第にテンションが上がっていく子供たち。

清水宏 004.jpg

「うえ~~~!!」

奇天烈な叫び声、爆発的な笑顔。

子供パワーは凄い。

「今日はプリンを作りまーす。
 まず、プリン本体の円柱部分を作ってくださーい。」

「はーい」

他のテーブルが一斉に取り掛かるなか、
清水テーブルの子供たちだけ様子が変だ。

各々、明らかにプリンじゃないものをこねている。

「それなに?」

話しかけてみる。

聞いてみる。

「ヘビ!」

「うんこ!」

「ペンギン!」

「アキちゃん!」

・・・プリンじゃないじゃん。

・・・「アキちゃん」ってなんだ。

もうそれぞれの自分流が炸裂!

「ヘビ!ヘビプリン!」

中でも主張の強い男の子に、清水もロックオン!

「よーし、じゃあ一緒にヘビプリン作ります」

「うん!」

「約束だぞ」

「うん!!」
 
果たして、少年と清水は係の人や父兄の方たちの、
厳しい指導や無言の圧力をかいくぐり、
悲願の『ヘビプリン』を仕上げることが出来るのか!?

カミングスーン!

(by 清水宏)

PC040001.JPG

      写真は、結果としての清水作『亀プリン』
      (あまりにも小さすぎて、軽いモザイクみたいになっちゃいました・・・)


※今回お世話になった、ねんドル岡田ひとみさんによる、
  粘土教室の今後の日程などは、
  岡田さんのHP『ひとみュータント』をご覧ください。

投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年12月04日 12:01

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