今回は『粘土細工』
今回は『粘土細工』。
粘土でミニチュアサンプル食品を作るっていうイベントに行き、
子供に混じって、粘土いじってきました。
小学校入学前から低学年までの、男の子と女の子40人ぐらいが、
5つ6つのテーブルにわかれて座る。
「清水宏でーす!どのテーブルに座ろうかな!
お兄さんがテーブルに座ってもいいって人!?」
「・・・・・」
子供はキョトン。
大人はシラーッ。
特に40前後のオレと同世代の父兄の視線が痛い。
気にしたら負けだ。
客観的に見たら、どう見ても浮いてる。
どうみても痛い。
でも・・・客観的に見たら負けだ。
この場合、客観的になること、
自分の立ち位置を疑うことは、
「死」を意味する。
「子供以上に楽しんでやる。
子供以上に、オレは子供なのだ。」
得体の知れない暗示。
自分に言い聞かせ、一番元気のいいテーブルに押しかけ、入団。
「こんにちわ~~~!!」
引き気味の子供たちを意に介さず、
テーブルの“お誕生日席”に陣取り、
子供オヤジパワーで席巻する、
清水エナジーに巻き込まれたのか、
熱に浮かれたのか、
次第にテンションが上がっていく子供たち。
「うえ~~~!!」
奇天烈な叫び声、爆発的な笑顔。
子供パワーは凄い。
「今日はプリンを作りまーす。
まず、プリン本体の円柱部分を作ってくださーい。」
「はーい」
他のテーブルが一斉に取り掛かるなか、
清水テーブルの子供たちだけ様子が変だ。
各々、明らかにプリンじゃないものをこねている。
「それなに?」
話しかけてみる。
聞いてみる。
「ヘビ!」
「うんこ!」
「ペンギン!」
「アキちゃん!」
・・・プリンじゃないじゃん。
・・・「アキちゃん」ってなんだ。
もうそれぞれの自分流が炸裂!
「ヘビ!ヘビプリン!」
中でも主張の強い男の子に、清水もロックオン!
「よーし、じゃあ一緒にヘビプリン作ります」
「うん!」
「約束だぞ」
「うん!!」
果たして、少年と清水は係の人や父兄の方たちの、
厳しい指導や無言の圧力をかいくぐり、
悲願の『ヘビプリン』を仕上げることが出来るのか!?
カミングスーン!
(by 清水宏)
写真は、結果としての清水作『亀プリン』
(あまりにも小さすぎて、軽いモザイクみたいになっちゃいました・・・)
※今回お世話になった、ねんドル岡田ひとみさんによる、
粘土教室の今後の日程などは、
岡田さんのHP『ひとみュータント』をご覧ください。
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年12月04日 12:01