2008年12月03日
日本の匠
ジュニア・スポーツシューズの匠 津端裕さん
アキレス株式会社 シューズ事業部 商品企画開発部、部長の津端裕(つばた ゆたか)さんは、入社されて23年のキャリアの48歳。長年、営業部に勤務されていましたが、2000年から商品開発のリーダーの一人となり、運動会など小学生の間で大ブレイクしているジュニア・スポーツシューズ「瞬足(しゅんそく)」の企画・販売に尽力されました。
この「瞬足」は、2003年のデビューから、毎年売り上げを伸ばし、その総売り上げは1000万足以上。年間では、約450万足という驚異的な大ヒットを記録。業界のトップランナーとして、走りつづけています。
「瞬足」のテーマは、「速い子はより速く、遅い子には夢を」。そして最大の特徴は「左右非対称ソール」。この機能で、左まわりのコーナーリングがより速く走れるそうなんです。
しかし、開発当初は、左右非対称が、なかなか理解してもらえなかったそうです。靴というのは左右対称が常識、一番大変だったのは、中国のメーカーにサンプル製作を依頼していたので、どう伝えて理解してもらうか、かなり苦労したということでした。
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年12月03日 12:18