今回は「白塗り」ダンス
今回は「白塗り」ダンスに挑戦してきました。
『渋さ知らズ』という、海外でも好評の音楽パフォーマンス集団のステージに、
一般の人にまぎれて参加してきました。
「白塗り」舞踏のセクションです。
出てきましたよ。
体白く塗って、「金隠し」一丁で・・・
ワークショップ参加者の出演できる枠は限られている。
約3時間のステージの中の10数分。
その中の半分はダンボールかぶって、
みんなで動きを合わせて、
ゆっくりスローモーションから、ストップモーション。
要するに、誰が誰だかわからない。
つまり・・・暴れられない。
こうなったら・・・最後の舞台をみんなで横切るときに・・・
賭けるしかない。
ステージの構成上は、アップテンポの音楽がピークを迎えたとき、
我々ワークショップ白塗り素人集団が横切る。
そして、満を持して『渋さ知らズ』の「プロ」の「本物」の
白塗りダンサーが、ソロダンスを魅せる・・・という段取り。
つまり、オレたちは露払いみたいな・・・
メインは演奏と、その「プロ」の「ソロダンス」。
さっとやって、さっと通り過ぎる。
それがオレたちの役割だ。
しかし、・・・それでいいのか・・・いいのかオレ。
「俺さ、・・・いくから・・・やっちゃうから」
舞台袖でチームのメンバーに決意を伝える清水。
すると、「清水さん・・・オレもどうなっちゃうか分かんないっスよ・・・(笑)」
お前もか!お前らもか!!(笑)
問題は、チームの中で一人、ペースメーカーを任されている、
このワークショップの中で唯一の本職のダンサーだ。
彼は、ともするとバラバラに崩れる、
このド素人集団を一つにまとめるべく、
行列のスピード・テンションの管理を一任されていた。
「この男を切り崩すしかない」
引き戻しましたよ。
舞台から集団を引っ張っていなくなろうとする彼を。
腕をつかんで。
一旦、袖に引っ込んだのに(笑)
そしたら、ソロ音、つまり一度おさまった火が再燃・・・!
まだ続くのかという状態。
しびれをきらしたソロダンサーが登場。
・・・次々と、その本物の存在感の前に敗北して、
退場するチームの仲間たち。
そして遂に、・・・清水だけが・・・ステージ上に・・・
本来なら、とうの昔に本物のメンバーの
ソロパートになっていなければならないステージ上に、
・・・清水が一人・・・白塗りに真っ赤なチャンチャンコを羽織って・・・。
本物のアングラ戦士と、「おちこぼれ」アングラ戦士である
清水宏の一騎打ち(!?)
死力を尽くした命懸けの戦いが始まった・・・!!
そして、得意気に舞台上を後ずさりしながら、
袖へと引っ込む。
粘りに粘り、ひとりで調子に乗る清水に・・・
ある悲劇が襲い掛かるのだった。
果たして、清水の、そして『渋さ知らズ』の運命は・・・!?
・・・カミングスーン!!
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年10月30日 12:05