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2008年10月30日

今回は「白塗り」ダンス

今回は「白塗り」ダンスに挑戦してきました。

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『渋さ知らズ』という、海外でも好評の音楽パフォーマンス集団のステージに、
一般の人にまぎれて参加してきました。

「白塗り」舞踏のセクションです。

出てきましたよ。

体白く塗って、「金隠し」一丁で・・・

ワークショップ参加者の出演できる枠は限られている。

約3時間のステージの中の10数分。

その中の半分はダンボールかぶって、
みんなで動きを合わせて、
ゆっくりスローモーションから、ストップモーション。

要するに、誰が誰だかわからない。

つまり・・・暴れられない。

こうなったら・・・最後の舞台をみんなで横切るときに・・・
賭けるしかない。

ステージの構成上は、アップテンポの音楽がピークを迎えたとき、
我々ワークショップ白塗り素人集団が横切る。

そして、満を持して『渋さ知らズ』の「プロ」の「本物」の
白塗りダンサーが、ソロダンスを魅せる・・・という段取り。

つまり、オレたちは露払いみたいな・・・

メインは演奏と、その「プロ」の「ソロダンス」。

さっとやって、さっと通り過ぎる。

それがオレたちの役割だ。

しかし、・・・それでいいのか・・・いいのかオレ。

「俺さ、・・・いくから・・・やっちゃうから」

舞台袖でチームのメンバーに決意を伝える清水。

すると、「清水さん・・・オレもどうなっちゃうか分かんないっスよ・・・(笑)」

お前もか!お前らもか!!(笑)

問題は、チームの中で一人、ペースメーカーを任されている、
このワークショップの中で唯一の本職のダンサーだ。

彼は、ともするとバラバラに崩れる、
このド素人集団を一つにまとめるべく、
行列のスピード・テンションの管理を一任されていた。

「この男を切り崩すしかない」

引き戻しましたよ。

舞台から集団を引っ張っていなくなろうとする彼を。

腕をつかんで。

一旦、袖に引っ込んだのに(笑)

そしたら、ソロ音、つまり一度おさまった火が再燃・・・!

まだ続くのかという状態。

しびれをきらしたソロダンサーが登場。

・・・次々と、その本物の存在感の前に敗北して、
退場するチームの仲間たち。

そして遂に、・・・清水だけが・・・ステージ上に・・・
本来なら、とうの昔に本物のメンバーの
ソロパートになっていなければならないステージ上に、
・・・清水が一人・・・白塗りに真っ赤なチャンチャンコを羽織って・・・。

本物のアングラ戦士と、「おちこぼれ」アングラ戦士である
清水宏の一騎打ち(!?)

死力を尽くした命懸けの戦いが始まった・・・!!

そして、得意気に舞台上を後ずさりしながら、
袖へと引っ込む。

粘りに粘り、ひとりで調子に乗る清水に・・・
ある悲劇が襲い掛かるのだった。

果たして、清水の、そして『渋さ知らズ』の運命は・・・!?

・・・カミングスーン!!

投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年10月30日 12:05

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