2008年08月27日
日本の匠
ゲスト:手作り電球の匠 高橋建志さん
荒川区の西日暮里にある『細渕電球』は、今年、創業70年。
高い技術で、オーダーメイドの電球を作り続ける会社です。
外科手術などの医療用器具や、顕微鏡などの光学機器などに使われる特殊な精密電球を製造。古くは1954年に、世界で初めてカラー撮影を可能にした胃カメラ用の超小型電球を開発したという実績を持っています。
ゲストの高橋建志(たかはし けんじ)さんは、大手メーカーを
経て、1992年に「細渕電球」に入社。現在46歳で、代表取締役専務を務められています。
そんな細渕電球の職人さんの職歴を足したら、なんと100年を越えるそうです。フィラメントを取り付ける職人さんは10年選手、ガラスを焼く職人さんは30年選手、ガラス内を真空にする排気の職人さんは10年選手、口金を固定する職人さんは20年選手などです。
専務の高橋さんは、それを“100年電球”を呼んでいるそうです。
★細渕電球株式会社 HPはこちら
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年08月27日 11:24