8月25日~8月29日の邦流は、児玉清さん
今週の「邦流」のゲストは、俳優の児玉清さん!
8月25日≪月≫:文学少年だった子供時代
現在74歳の児玉清さんは戦争中、学童疎開先でいじめられ
孤独を紛らわすため本を読みふけっていたそうです。
その後も色々な本を読み続け、文芸評論家になろうとも思っていました。
児玉清さんのそんな文学少年時代の話です。
8月26日≪火≫:思いがけない俳優への道
学習院大学に進んだ児玉清さんは、後に学習院大学教授になり
「クイズダービー」で活躍することとなる篠沢秀夫さんに出会い
役者に誘われ、舞台で主演を務めました。
それをたまたま見に来ていた篠沢さんの知り合いの目に留まり
東宝ニューフェースの面接を受けることになりましたが
実は本人は嫌々面接を受けたんだそうです。
ところが結果的にはそれが児玉さんの運命を変えました・・・。
8月27日≪水≫:あの世界の黒澤明監督にとんでもないことを・・・
新人俳優時代に、新人だろうがベテランだろうが「人間としては対等だ」と
思っていた児玉清さんは、エキストラ同然の役で出演した黒澤映画で
あの世界の黒澤監督を前にとんでもない態度をとってしまったそうです。
しかしそれが黒澤監督には気概のある新人だと映ったことが後に分かります。
児玉清さんのはねっかえりの新人時代の話です。
8月28日≪木≫:奥様との出会い
駆け出しの俳優だった時代に児玉清さんは、当時東宝の女優だった
北川町子さんと出会い、結婚しました。
その結婚は、スター女優と大部屋俳優の今で言う「格差婚」で、
周りの反応には厳しいものがあったそうです。
奥様との結婚と、俳優として頭角を現す頃のお話です。
8月29日≪金≫:『アタック25』の司会
児玉清さんと言えば、放送開始から30年以上経つ「パネルクイズ アタック25」
の司会を思い浮かべる方も多いと思いますが、児玉さんいわく
「一度も満足が行く出来がない」のだそうです。
司会ぶりについて奥様からダメ出しもされるということで
最終日は「アタック25」や近況について伺っています。
<児玉清>
1934年、東京生れ。学習院大学独文科卒。東宝映画を経て1967年フリーに。
NHK大河ドラマ「山河燃ゆ」やTBS「沿線地図」、フジテレビ「HERO」をはじめ多くのドラマに出演。
朝日放送「パネルクイズアタック25」、NHK・BSII「週刊ブックレビュー」の司会も務める。
著書に『たったひとつの贈りもの―わたしの切り絵のつくりかた』『負けるのは美しく』など。
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投稿者 joqr : 2008年08月25日 09:54