清水宏アメリカ殴り込み!!の巻
「スタンダップコメディをやってみよう」ということで、
アメリカは西海岸のシアトルに行ってきました。
まずは、日本から国際電話で出演交渉。
清水の話す片言の英語は、
在日外国人のとんちんかんな日本語のレベル。
そのブロークンもブロークン、全くお話にならないレベルで、
シアトルのコメディクラブに突如電話。
向こうからすると、ある日、普通に忙しい、普通にせわしい、
普通の営業時間中に、言うなれば、
急に見知らぬゾマホン(懐し!!)から、
電話がかかってくる、という訳だ。
プルルル・ガチャ
「はい、もしもし。シアトルコメディクラブです」
「あ、ああ、あのお、コニチハですね。そうですにい・・・」
「・・・え?もしもし、誰ですか?」
「ヒロシ・シミズです」
「・・・だから、それ誰です?」
「コメディアンです」
嘘つけ、みたいな話。
「用件は?」
「あの、アナタの、それのそれのあれの、(単語が出てこない)
お店で・・・おもしろいのことの・・・それを・・・・・・やらせなさいよ!」
何様だおまえは!
「えーと、いつやりたいの?」
「来週」
すぐじゃねえか!急過ぎるよ!
「で、あなた今どこ住んでるの?」
「日本」
日本かよ!アメリカ国内にすらいないのかよ!
「・・・わかった。じゃあ、来週来てみなよ。話はそれからだ。」
「OK!行くヨ!オレ・・・絶対・・・行くヨ!」
こわいよ。まさか、本当にヤツが来るとは。
長時間のフライトを経て、約束の日に、
そのコメディハウスを清水が襲う。
「コニチハー!コニチハー」
「・・・はい・・・うわ!」
「来たヨー!オレ、本当に来たヨー!」
「Oh!No!」
そして始まる清水のステージ。
客席は全員アメリカ人。出演芸人も全員アメリカ人。
どう考えてもアウェイな、そのステージで、
清水の理不尽なパワーが炸裂!?
果たして清水の、そして、そのコメディクラブの運命は!?
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年06月12日 11:39