2008年05月21日
日本の匠
ゲスト:オークションの匠 長はるかさん
長(ちょう)はるかさんは、福岡県ご出身の27歳。
10歳から19歳までイギリスで過ごされ、2003年、日本最大の美術品オークションハウス「シンワアートオークション株式会社」に入社。2005年から、オークショニアを務められています。キャリア2年半ながら現代美術などを担当され、数少ない女性オークショニアとして、熱い注目を集めています。
一般の方が参加できる公明正大の美術品オークションは、現在、日本でも活況を呈しています。そのオークションで、オークショニアは、競売の進行に絶対的な権限をもっているそうです。
オークションでは、複数の応札希望者の中から特定の二人を選び出し、競い合わせて価格を引き上げるのが基本となるそうです。
また、話すスピード、声の高い低いなど、いろいろテクニックはあるそうですが、最も大事にしているのが、なんと視線。中心となる応札者に「この価格ですよ」との意味を込め、体を向けて、しっかり目を合わせ、そのほかの応札者も顔を合わせ、「あなたのことも見ていますよ」と目で語りかけるそうです。
★オークションにご興味のある方
「シンワアートオークション」のHPはこちら
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年05月21日 11:38