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2008年03月12日
日本の匠
ゲスト:フィギュアスケート靴 刃研ぎの匠 坂田清治さん
坂田清治(さかた せいじ)さんは、新潟県出身の60歳。
安藤美姫選手をはじめ、数多くのトップフィギュアスケート選手の靴の刃を研ぎ、世界屈指の「刃研ぎ職人」と言われています。
現在、「神奈川スケートリンク」専属のインストラクターでもあり、横浜市で、フィギュアスケート靴の専門店「アイススペース」を経営されています。
フィギュアは、ジャンプなど、つま先部分がとても重要で、坂田さんの技は、刃の溝を100分の1ミリで研いでいくそうです。
フィギュアの刃は滑れば滑るほど消耗し、氷を捉える溝が平坦になるため、横滑りやジャンプのタイミングを崩してしまいます。そのため定期的に、研ぐ必要になってきます。
選手の体重や技術、さらに会場となる場所の気候、氷上の固さ、柔らかさなどを加味して、微妙な刃の溝の深さを研いでいくそうです。
3月17日から、スウェーデンのイエテボリで、開催される「世界フィギュア」。坂田さんの研ぎの技にも大注目です。
ちなみに、邦丸さんが持っているのは、安藤美姫選手が実際に履いていたフィギュアスケート靴。
坂田さんが持っているのは、浅田真央選手の靴です。
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年03月12日 11:42