2008年01月23日
日本の匠
ゲスト:扇子作りの匠 荒井修(あらい おさむ)さん
荒井さんは、浅草生まれの59歳。
浅草・仲見世の老舗「文扇堂(ぶんせんどう)」の4代目として家業を継ぐ一方、歌舞伎や舞踊(ぶよう)で使われる舞台用扇子の製作も手掛けられ、坂東玉三郎さんや中村勘三郎さんなど、大勢のご贔屓をもってらっしゃいます。
玉三郎さんは、古典好きだから、扇子の開きを浅く、勘三郎(元勘九郎)さんは、めいっぱい開くのが好き。それぞれの好みが頭に入っているそうです。
これまでハンガリーのブタペスト、オーストリアのウィーン、イタリアのトスカーナなどで作品展を開いている荒井さん。
西欧文化を日本に伝えたのは、オランダとポルトガルなので、今度
は、オランダとポルトガルでの個展の計画を立てているそうです。
現在、荒井さんの個展「ことほぎ」が、目黒区青葉台の「燕子花(かきつばた)」別館にて、2月3日まで開催中です。
ギャラリー 「燕子花(かきつばた)別館」
〒153-0042
東京都目黒区青葉台2-16-7
TEL03-3770-3401
FAX03-3770-3405
東急東横線中目黒駅より徒歩9分
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年01月23日 13:07