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2007年11月21日
日本の匠
ゲスト:ラシャ切りバサミ作りの匠 石塚昭一郎(いしづか しょういちろう)さん
石塚昭一郎さんは、東京都、荒川区生まれの72歳。
布地の裁断に使われるラシャ切りバサミ作りの名職人で、そのブランド名「長太郎(ちょうたろう)」は、一級品として、広く業界に知れ渡っています。その優れた技術から、「東京都伝統工芸士」、「荒川区指定無形文化財」の保持者にも認定されています。
ラシャ切りバサミの特徴は、標準タイプで、全長28cm。
切れ味が普通のハサミとは、まったく違い、刃と刃の接点が移動す
ることで、布地が切れていくそうです。
お客さまの95%が、テーラー職人や仕立屋さんなどのプロフェッ
ショナルな方で、「総火造り」になると、1本の鉄からハサミを
打ち出していきます。その匠の技は、「三代目長太郎」の石塚さん
で終わります。しかし、職人の技は、もともと一代で築くものだと
語っていただきました。
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2007年11月21日 11:52