2007年02月15日
近藤典子の「快適まいにち生活術」
今日のテーマ「ホントはねぇ、トイレ掃除って簡単なのよ~」
実は、水洗トイレって
本当は汚れがつかないはずなんです。
【基本的に、水洗トイレ掃除に洗剤はいりません】
トイレの汚れがなぜ付くかというと、
水の中に含まれている「カルシウム」と、リン酸や尿酸がくっつくからなんです。
これは、時間が経つと結合してしまう性質があります。
ならば、カルシウムとそれらが結合しないように、
1日1回でいいので、ブラシで便器をさっと洗えば汚れはグンと減るはず。
もちろん、洗剤はいりません!
【それでも汚れちゃった場合】
トイレットペーパーを汚れ(黄ばみなど)の上に重ねて湿布して、
その上から酸の洗剤(サンポールなど)を振りかけて放置しておきます。
これは、出かける前にするのがベストです!
帰ってきたら、水を流すだけ。ほっとけ掃除の代表です。
*ただし、浄化槽のお宅の場合はサンポールに限らず、
洗剤が浄化槽の中の微生物を殺してしまう可能性があるので、
使わないようがいいかもしれません。
浄化槽用のトイレ洗剤というのも売っているようなので、
そちらをお使いください。
昔からある洗剤ですよね~
【ひどい汚れの場合】
酸の洗剤を湿布しても落ちない汚れ(黒ずみなど)には、
塩素系の洗剤(ドメストなど)で同じように湿布して漂白します。
ほとんどの汚れはこれで落ちるはず。
ただし、注意していのは、
塩素系の洗剤と酸の洗剤は混ぜてはいけません!
有毒ガスが発生するので注意してください。
この2つは絶対に混ぜてはいけません!危険です!
来週もよろしくお願いします。
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2007年02月15日 11:32