2006年12月20日
12月20日(水) くにまる音楽温泉
◇本日のお言葉◇
「社会に出て役に立たぬことを学校で講義するところに、学校の意味がある」 内田百閒
学校や勉強に関する名言をお送りします。
「こんなこと習っても、社会では何の役にも立たない」よく学生さんはそう云って、勉強をサボります。また、経済界などからよく聞かれる声に、「学校に十何年行っても、英語が話せないのは何事だ!」…というのがあります。
しかし、それでいいじゃないか。学校とは、そういうものだ…というのが、百閒のこの言葉。学校に過大な期待をしてはいけない、役に立つことを覚えたいのなら、自分で学べ。先生は、こんな風におっしゃっているように思います。親になって子供を学校に通わせる身になると、学校に行きさえすれば、きちんと知識は身に付く…と、ついつい思ってしまいがちですが、そんなことはありません。自分の通ってきた道を考えれば、すぐ、わかります。それよりも、いい友達をこしらえる。思い切り体を動かす。そして、恋をする。そんなことが、学校の一番大切な所ではないでしょうか。
◇本日の曲◇
「初恋/村下孝蔵」
村下孝蔵の「初恋」は、学校時代の切ない恋心を歌い上げた名曲です。
投稿者 joqr : 2006年12月20日 12:00