お便り募集!
皆様からおたよりお待ちしています。 毎日番組ではメールとファックスのテーマを設けています。 採用されるとドコモのモバイラーズチェック1000円分や華屋与兵衛の食事券1000円分、このほか ごぜんさま~オリジナルグッズをもれなくプレゼント!! このほか豪華プレゼントもたくさんありますからはがきを用意して番組をお楽しみください。

くにまるワイドごぜんさま~
自然体、その大きな包容力と優しさで多くのファンを持つ邦丸が様々な出来事に分け入り、リスナーの「知りたい」に応えます。もちろんグッチ裕三、谷村新司ら強力コーナーも引き続きお送りしています。

« 12月18日(月)~22日(金) 邦流ゲストは 有森裕子 さん | メイン | 野村コンサルタント »
2006年12月18日

12月18日(金) くにまる音楽温泉

◇本日のお言葉◇
「金貸しが悪辣であるのは当たり前」  内田百閒

とにかくその生涯に渡って、ありとあらゆる所から、お金を借りて借りて借りまくり、その借金を芸にまで高めたといわれる内田百閒先生。夏目漱石の弟子として、日本文学の歴史の上で、特異な位置を占める名高い文学者でありながら、とにかく常に借金取りに追われる人生を送り、そのお金を借りる技術を「錬金術」と称していたのは、有名な話です。続きをご紹介しましょう。

 「金貸しが悪辣であるのは当たり前の話で、あいつは悪い奴であって、人格が下劣だから
 金を借りてやらない…と考えても、始まらない」

誰にでも、お金が必要な時はあります。どんなに気が進まなくても、お金を借りなければならない時というのは、長い人生、ままあるもの。そんな時に、借りる相手のことをどうこう考えても仕方がない…と、こういうわけです。そんなお金のない生活が続いたせいで、こんな凄い台詞も百閒は残しています。

 「お金を持つということは、その人間を卑小にし (いやしくする、ということ)、
 排他的ならしめ、また独善的にする。厭うべきはお金である。
 お金があっては、道を修め、徳を養うことはできない」

ここまで云いきるのも、天晴れという感じがします。

◇本日の曲◇
「キャント・バイ・ミー・ラヴ/ビートルズ」

ザ・ビートルズの「キャント・バイ・ミー・ラヴ」は、お金をテーマにした曲です。

投稿者 joqr : 2006年12月18日 12:00

文化放送ページの先頭へ