お便り募集!
皆様からおたよりお待ちしています。 毎日番組ではメールとファックスのテーマを設けています。 採用されるとドコモのモバイラーズチェック1000円分や華屋与兵衛の食事券1000円分、このほか ごぜんさま~オリジナルグッズをもれなくプレゼント!! このほか豪華プレゼントもたくさんありますからはがきを用意して番組をお楽しみください。

くにまるワイドごぜんさま~
自然体、その大きな包容力と優しさで多くのファンを持つ邦丸が様々な出来事に分け入り、リスナーの「知りたい」に応えます。もちろんグッチ裕三、谷村新司ら強力コーナーも引き続きお送りしています。

« 10月31日(火) くにまる音楽温泉 | メイン | 近藤典子の快適まいにち生活術 »
2006年11月01日

11月1日(水) くにまる音楽温泉

◇本日のお言葉◇
「いかに都会を愛するか?
        ―――過去の多い女を愛するように。」  芥川龍之介

この時間、しばしば名言をご紹介しています、名言の王者ともいうべき芥川龍之介。本当にウマイ、としか言い様のない表現です。この言葉は、1927年(昭和2年)に発表された「都会で」という短いエッセイの中に登場します。このエッセイの中には、こんな一節もあります。ちょっと長くなりますが、ご紹介しておきましょう。

 「何かものを考えるのによいのは、カッフェの一番隅のテーブル。
  それから孤独を感じるのによいのは、人通りの多い往来の真ん中。
  最後に静かさを味わうのによいのは、開幕中の劇場の廊下…」

都会に関する名言には、たとえばルソーの「都市は人類の掃き溜めである」といった言葉のように、都会を否定的にとらえる場合が多いのですが、芥川は、その存在を否定も肯定もせず、独特の魅力を見事に言い表しています。日々、都会暮らしの我々には、本当にしみじみ来ます。

◇本日の曲◇
「恋のダウンタウン/ペチュラ・クラーク」

ペチュラ・クラークの「恋のダウンタウン」は、都会、それも下町の魅力をダイナミックに歌い上げた1965年(昭和40年)の全米ナンバーワン・ヒットです。

投稿者 joqr : 2006年11月01日 12:00

文化放送ページの先頭へ