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2006年10月18日

10月18日(水) くにまる音楽温泉

◇本日のお言葉◇
「一口に若気のあやまちといっても、いろいろ種類があるもんですよ。」  井伏鱒二

なかなか含蓄に富んだ言葉ではないでしょうか。若者たちがいろいろな無茶をやったり、とんでもない行動をしたりするのはよくあることですが、私達はそうしたものを全部ひっくるめて、「若気の至り」「若気のあやまち」といった言葉で、表してしまいがちです。
しかし、よくよく考えてみると、そうした無茶、あるいはとんでもない行動といったものも、それぞれ一つ一つが違う背景を持っているわけです。すべてを「若気のあやまち」と片付けてしまえば、それぞれの行動のもつ本当の意味を、しっかり見据えることが不可能になってしまう。そう簡単に使っていい表現ではないよ…と戒められているように思います。
この言葉は、井伏鱒二の「引越やつれ」という作品の一節。近所の人とのつまらない「いさかい」が原因で、短気になって出ていこうとする下宿人を、下宿のおかみさんが諌めていったものです。そう、年かさの人間だけでなく、若者自身にとっても、自分の行動を「若気のあやまち」「若気の至り」と片付けて、その本当の意味を見失うことがないように、大切にして頂きたい言葉だと思います。

◇本日の曲◇
「てぃーんず ぶるーす/原田真二」

1977年(昭和52年)、原田真二さんのデビューヒット「てぃーんず ぶるーす」は、若さの悲しみ、苦しみを歌った名曲で、作詞家・松本隆さんの代表作の一つでもあります。

投稿者 joqr : 2006年10月18日 12:00

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