家庭でも取り入れやすい『太陽熱利用』。
温水器を屋根や壁に付けて太陽の熱エネルギーを集めるのですが、
天気が良い日には約60℃の温水が得られるため
家庭での給湯や冷暖房などを十分に補う事ができるそうです。
続いて『雪氷熱利用』。
雪や氷の冷熱エネルギーを冷房や冷蔵に利用します。
北国など雪のたくさん降る地域では、冬に雪を蓄えておき、夏にその雪に空気を回して
冷気にし、冷房に利用するそうです。
こちらは『温度差エネルギーの利用』。
海水や河川水の温度差エネルギーを利用するそうです。
例えば河川水。温度は夏冬とそれ程変わらないそうですが、外気温は高くなったり低くなったり
しますよね。その温度差を利用して、ヒートポンプで熱を汲み出し、冷房や暖房に利用するそうです。
同じ原理で地中熱の温度差利用もできるそうで、今注目のスカイツリー周辺地域でも地中熱利用
をしているそうです。
続いて『バイオマス燃料製造』。
バイオマス(生物資源)を加工して燃料にする利用方法。
例えば、製材廃材・建築廃材・林地残材などを大きさが均一のペレットにして
ストーブで燃やす燃料に加工。
他には、稲や麦、廃油などを使ってバイオエタノールやバイオディーゼル燃料に。
現在バイオエタノールは、食料との競合を防ぐため稲わらなど食べられないものに含まれる
セルロースから作られているそうですが、次世代のバイオエタノール研究として、
海藻などの藻類からバイオエタノールを作る研究が行われているそうです。