今回は独立行政法人 森林総合研究所の荒木誠さんに
『木のリサイクル』についてお話頂きました!
木を伐採する時に出る木くずを材料、ストーブなどで燃やす燃料が作れるそうです。
上の写真がその『木質ペレット』です。
スーパーなどで見かける食品トレイ。
木の模様をプリントしたプラスチックのトレイもたくさんありますが、
これは本当に木からできているんです!
伐採の時に捨てられる木の部分や製材所などで捨てられる、
今までは再利用しにくいとされていた部分でこの木のトレイを作っているそうです♪
こちらは木製品に見えますが・・・
実は木くずと廃プラスチックを混ぜて作ったもの!
木製品は雨などに弱いため、屋外での使用は難しいのですが、
廃プラスチックを混ぜることによって、木製品の見た目の温かさを保ったまま
プラスチックの耐水性がプラスされ、屋外でも使用できる製品が作れるそうです。
この木くずと廃プラスチックでできた環境に優しい素材は、
家具やおもちゃ、飾り物や外のウッドデッキなどに使用されるそうです☆
パーム油工場での搾油の際に出るオイルパーム、油やしの繊維。
現在はその60~70%が廃棄されているそうです。
そんな油やしの繊維を再利用して作られたのがこのファイバーボード。
「昔スピーカーボックスによく使われていたボードを思い出すかもしれませんね」
と荒木さん。
今までは捨てられていたものがこうして新たな素材に生まれ変わるのですね☆