2011年09月26日

2011年9月26日から29日放送

    


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生物多様性と経済
住友信託銀行の場合は?後藤文昭さんに伺いました。

 「大きく3つの分野で生物多様性に取り組んでいます。
 1つは会社への融資。
 生物多様性に取り組んでいる企業に、レートを優遇したり、
 資産運用している不動産では
 建築公債の視点の中に生物多様性を盛り込んでいます。
 生物多様性を配慮したビルとか開発していこうというのが目的です。
 もうひとつは投資信託があります。
 エコファンドがよく知られていますが、
 生物多様性に特化して企業をスクリーニングする、
 その中から、取り組むような投資信託の商品を用意しています。」


                            
                     

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『スマートグリッド』について
NTT研究企画部門 プロデューサー 
工学博士の横山健児さんに伺いました。
               
 「日本におけるスマートグリッドは、
 スマートコミュニティという名前に変えて、
 エネルギーを賢くCO2を削減するために使おうというのが
 日本の考え方です。
 NTTグループでもICTの技術を使って、
 よりCO2を削減するにはどうしたらいいかという
 サービスを提供させていただいています。」

                            

では、スマートグリッドの具体例は。


 「スマートタップといいまして、コンセント一つづつ電気量計って、
 どのくらい家電が電気を消費しているか一目で分かるようにします。
 その情報をネットワークに出していただくと、その情報を分析して、
 NTTのコンシェルジェ・サービスをやっていますが、
 エネルギーのコンシェルジェ・サービスを提供します。」
                          

上手に制御して、賢くエネルギーを使うための省エネサポート
スマートタップとは。

 「それぞれの家電にコンセントをつけると、
 自動的に無線でデータをとって
 エネルギーがどれだけ使われているか分かるという仕組み。
 これだけだと見えるだけなので、
 家庭とかオフィスからネットワークで
 エネルギー管理サーバーにあげていただくと
 ここで分析して、この機械が使いすぎですなどアドバイスします。
 更に将来は、太陽光発電とか燃料電池とかバッテリーとか、
 また、家には電気自動車が入ってきますので、
 これらをうまく制御すると、
 最も賢い電気の使い方が実現できると思います。」
                                    


将来は、
電気自動車が家庭の電源として使えるようになることも
検討しているそうです。

投稿者 ecoful : 2011年09月26日 05:18

2011年09月19日

9月19日~23日放送分

前回、8月29日週に引き続き、ソーラークッカーをご紹介します。

太陽の熱を利用して調理するソーラークッカー。
様々な種類があるそうです。
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大きく分けて『反射式』と『蓄熱式』に分けられるそうです。


こちらがお鍋の底に直接光を当てる反射式の1つ、『パラボラ型 ソーラークッカー』。
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そして熱を貯めてお料理する蓄熱式の1つ、『ボックス型 ソーラークッカー』。
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クッキーを作っていらっしゃいました!これは150度くらいまで温度が上がるそうです。

他に、野菜や果物を乾燥させる『ソーラー乾燥機』もありました。
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中に入っているのは、フランスパンにお砂糖とマーガリンを塗って作ったラスク!
2時間くらいでパリッパリのラスクが出来上がるそうです☆

みりん干し、ドライフルーツ、お野菜をドライに。
セロハンが貼ってあるので天日干しより衛生的で早くできるそうです!


さぁ続いてはプラスチックリサイクルをご紹介!

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このうちわのプラスチック部分、実は洗濯機の洗濯槽をリサイクルして作られたもの。
この様な『見えるリサイクル』を行っている日新工業では他に、リサイクルされた家電を使い、
また新しい家電に生まれ変わらせるという取り組みも行っているそうです。

例えば、エアコンの廃材をまたエアコンの部品に戻したり・・・

『クローズド リサイクル』と呼ばれるリサイクル方法です。

プラスチックリサイクルについてもっと知りたい!という方はこちらへ!
日新工業

投稿者 ecoful : 2011年09月19日 04:45

2011年09月12日

2011年9月12日から15日放送

  

神奈川県立相原高校は、「全国高校生エコアクション・プロジェクト」に
参加しています。
名前は「相コッコプロジェクト」
相原高校の鶏を管理しているので、相原高校のコッコなので
「相コッコプロジェクト」だそうです。
牛、鶏、さらに豚肉の生産もやっていて
年間で排出される未利用資源をリサイクルして
卵やお肉やマーマレードの堆肥を作り、
それを地域の方々や小学校に提供し、
環境問題やリサイクルについて関心を持ってもらい、
一つのリサイクルの輪を作る活動をしています。
    

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「知る」~「アクション」へ 
高校生たちのエコアクションは
卒業してからも続いています。


「エコライフフェア」の会場で、
女の子が一生懸命、やすりで木を磨いています。
「お箸の兵左衛門」が指導する、箸作りに挑戦です。

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先ず手の大きさを測って、合わせた長さに木を切ります。
親指と人差し指を90度にした時の、
指の先の間の長さを測ります。
1,5倍するとお箸の長さがでてきます。
年齢ではなく、指の長さ。
そうしないと、箸の持ち方が悪くなるので、
ちゃんと、手の大きさにあわせた箸を持つことが大事です。

仕上げの時、角ばっているとうまくいかないので
やすりで丸くします。

材料は、折れた野球のバットや、作るときの端材、
使えなくなった部分です。

小学1年生の女の子は
花模様の「マイはし」を作っていました。

                        


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ツナミクラフト さをり織り

身体障害の方々の心のケアと技術指導というところからの、
人との差を織るということで
「さをり織り」というネーミングになっているそうです。
10年ぐらい前のスマトラ沖の地震の時の
津波被害者のプロジェクトをマネージメントすることで、
彼らに自立をうながす活動の一環でスタートしたプロジェクトです。

そもそも、織り自体、心を整理できるいい仕事というか、
織りを通して自分の将来を考える・・・・・
「さをり織り」には、そんな思いがこめられています。


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投稿者 ecoful : 2011年09月12日 05:15

2011年09月06日

9月5日(月)~9日(金)放送分 

今年も夏休み中に

子ども霞ヶ関見学デー」が各省庁で

開かれました。

環境省は 今年も大人気!
たくさんの親子連れが「夏休みの宿題」も兼ねたりしながら
楽しんでいました。

今年は「マングース物語」という紙芝居も
環境省の松木さん達よって 披露されました。

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ハブを退治させようと マングースを沖縄に連れてきたのに
生活時間帯が異なるため
マングースはハブではなく
希少種のヤンバルクイナを食べてしまう
という皮肉な結果に繋がったという話です。
生態系とは人間の目論見通りにいかないものです。

人気があったのは「コマメちゃんシール」を
作ろうというもの。

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10個あるコマメ宣言
「冷房はコマメに1℃控えます」とか
「夜中のジャーの保温をコマメに止めます」
「家族で同じ部屋で団欒してコマメに節約します」
などの中から一つ選ぶと 
プリクラのような写真シールを作ってくれます。

キャラクター コマメちゃんは人気

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こちらは「エコの木」…

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子どもたちが 地球のために取り組んでいることなどを
葉っぱの形のカードに書いて
ドンドン 貼って行きます。

「エコ」に興味を持つ 一つのきっかけになるといいですね。


投稿者 ecoful : 2011年09月06日 11:48

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