神奈川県立相原高校は、「全国高校生エコアクション・プロジェクト」に
参加しています。
名前は「相コッコプロジェクト」
相原高校の鶏を管理しているので、相原高校のコッコなので
「相コッコプロジェクト」だそうです。
牛、鶏、さらに豚肉の生産もやっていて
年間で排出される未利用資源をリサイクルして
卵やお肉やマーマレードの堆肥を作り、
それを地域の方々や小学校に提供し、
環境問題やリサイクルについて関心を持ってもらい、
一つのリサイクルの輪を作る活動をしています。
「知る」~「アクション」へ
高校生たちのエコアクションは
卒業してからも続いています。
「エコライフフェア」の会場で、
女の子が一生懸命、やすりで木を磨いています。
「お箸の兵左衛門」が指導する、箸作りに挑戦です。
先ず手の大きさを測って、合わせた長さに木を切ります。
親指と人差し指を90度にした時の、
指の先の間の長さを測ります。
1,5倍するとお箸の長さがでてきます。
年齢ではなく、指の長さ。
そうしないと、箸の持ち方が悪くなるので、
ちゃんと、手の大きさにあわせた箸を持つことが大事です。
仕上げの時、角ばっているとうまくいかないので
やすりで丸くします。
材料は、折れた野球のバットや、作るときの端材、
使えなくなった部分です。
小学1年生の女の子は
花模様の「マイはし」を作っていました。
ツナミクラフト さをり織り
身体障害の方々の心のケアと技術指導というところからの、
人との差を織るということで
「さをり織り」というネーミングになっているそうです。
10年ぐらい前のスマトラ沖の地震の時の
津波被害者のプロジェクトをマネージメントすることで、
彼らに自立をうながす活動の一環でスタートしたプロジェクトです。
そもそも、織り自体、心を整理できるいい仕事というか、
織りを通して自分の将来を考える・・・・・
「さをり織り」には、そんな思いがこめられています。