NEW環境展の会場には
ソーラー温水器や非常用ソーラー照明装置が展示されていました。
㈱エコマックスジャパンの太陽熱温水器は
6~7時間で 60℃~70℃のお湯200リットルを
作ることができます。
太陽光蓄電の防犯灯
ライフラインのない所でも灯りを提供できます。
こちらは ㈱瑞穂の災害対策用コンテナ
「W脱着 つむ蔵」のトイレやシャワー
仮設トイレコンテナ シャワー付きコンテナを
脱着装置付きの専用4トントラックに載せて
工事現場 海水浴場などで使えます。
トイレコンテナは福島の被災地にも行っています。
電力不足が懸念される今年の夏。
節電対策にも注目が集まっています。
そこで、気象キャスターネットワークの気象予報士、岩谷忠幸さんに
エコで涼しい夏の過ごし方を教えて頂きました!
1.自然の力を利用する
-すだれをかけて風を部屋の中に入れる、日陰を作る
-ゴーヤカーテン
2.手作りクーラー
作り方は簡単!
箱の中に氷/ドライアイスを入れ、ソーラーパネルと取り付け、
パソコンなどに付いているファンを取り付けるだけ!
太陽のエネルギーでファンがまわり、冷たい風を送ってくれます☆
ご自宅にある扇風機でも、氷やドライアイスを吊るして冷風を送る事ができます。
3.五感で涼しく!
目で見る色や耳で聞く音で涼しさを味わうことができるそうです。
色は青系。音は風鈴。
お部屋の中に青系の色の物を取り入れて、風鈴の音を聞くと脳が涼しさを感じてくれるそうです!
それにプラスで体温を下げてくれる野菜(きゅうりやナス)を食べるとさらにGOOD!
4.屋上緑化・屋根緑化
苔で屋上緑化!
モスワールドの代表取締役 古暮宏さんにお話を伺いました。
現在深刻化している都市部のヒートアイランド現象。
その原因の1つが緑が失われてしまっている事にあるそうです。
都市部には空き地が少ないため、屋上や屋根を利用し、緑を増やそうという訳です!
屋上や屋根を苔で覆うことで、一般的な住宅で室内温度が約3℃も下がるそう。
他に苔は二酸化炭素を吸収して酸素を放出したり、苔が雨の時に保水し、蒸発する時に
気化熱で周りの温度を下げたりと様々な効果が!
メンテナンスも不要ということで、これから注目の『苔』です!
移動式の太陽光発電機
ニュー環境展で
相光(あいこう)技研の本田義廣社長に伺いました。
「1m四方のパネルが5枚、広げると3m位
たたむと正方形になります。
コンパクトな形状で
トラックやヘリコプターにも搭載可能。」
震災の被災地、岩手県大船渡では
電気のないところ、ないところどんどん移動して
発電したそうです。
昼間ためた電気の蓄電もする
移動式の太陽光発電機
電源の確保が難しい場所で、発電できます。
従来の風力発電とは形が違う「ループウィング」
ニュー環境展で、
ループウィング(株)の吉田穣(みのる)社長に伺いました。
「自然の中で動かして自然にマッチする、
まず騒音がでない、見た目にきれい。
やっぱり尖ったものが回っている従来の羽ですと
怖いじゃないですか。それがない。
シュンシュンって音が全く出ない。
羽根の力は従来の4倍あるので、
非常に低い弱い風速から
回りだすことができるんです。」
流線型の丸い羽が可愛い「ループウィング」
騒音が出ないので、街路灯にもいいです。
風を3次元的に捕らえる形の羽根。
静かに回ります。
「何も電気がない所に持っていって、ポンと置くだけで
ものすごく明るい電気がぱっと点きます。
今までの小型風車は、電線つながないと起動できない。
メンテできなかったがこれは大丈夫。
風さえあれば発電できます。
風が強くなるといろんな逃げ方をしてくれます。
尾っぽをぎゅっと回して風を逃がしてくれる・・・
まったく電気のないところで、ポンと置いていただければ
ダーと明るいランプ点きますから。
我々自然の中で生きることを目的にしていますので、
自然と共に楽しく有意義に生きたいと思っています。」
これからの新しい風車は、静かで安全で見て楽しい・・
そんな思いがこめられています。
ループウィングの吉田穣(みのる)さんが
今開発しているのは?
「大型の海流発電、黒潮発電です。
黒潮、すごいエネルギー流れてますから、
これをいろんな形でつなげていくと、
10メガW 100メガワットの海流発電ファームができます。
黒潮は非常に大きな、巾100キロぐらいあり、
そこで4ノットぐらいで流れています。
すごいエネルギー動いていますので、そこで海流発電できます。
我々ベンチャーなので、技術があってもお金がないので
応援していただいて、いろんなところに使っていただいて、
安全なものに楽しく実効性あるものに使っていただきたいです。」
海のながれ(運動エネルギー)を
羽根(タービン)の回転を解して電気エネルギーに変換。
海流発電、黒潮発電です。
夏至の日 東京タワー 正面玄関前で
今年第1回目の「打ち水大作戦」が行なわれました。
福島市や南相馬市からも35人の親子が招待され
子供たちは 打ち水(水遊び?)を
思いっきり楽しんでいました。
今 外で1時間しか遊べず
水たまりも避けて歩き
今年初めての水遊びだったそうです。
福島のお母さんたちは 親子共にストレスがたまり
「放射能汚染の影響」をどこまで危険と感じているか
家族間でも温度差があり…
生活全体のこと 毎日のことですし
学校の友達も一人 二人抜けという状態で
本当に不安に思っていらっしゃる様子が
伝わってきました。
1日も早く 原発の問題 治まってほしいです。
さて 東京ビッグサイトで開かれた「NEW環境展」では
今回の震災で 被災地で活躍した
バイオマスボイラーが展示されていました。
「石巻の湊小学校 希望の湯プロジェクト」
石巻市立湊小学校で被災された人々にお風呂のお湯を
供給した「エースバイオマスボイラー」
朝田商会の真田さんは 4月の上旬 被災地に行き
電気なし 水道なし ガスなしの中
給水車で運ばれてきた水を使い 自家発電機を持っていき
1日300人の方に入浴してもらったそうです。
ボイラーの燃料は 津波をかぶった木や廃材。
どんな廃材でも 完全燃焼する ボイラーです。