カレーもエコに作りましょう。
まず下ごしらえ
人参やジャガイモは皮をむかず
洗ってそのまま使えば
ごみが出ません。
切り方も、大きく切ればおいしく見えますが
エコのこと考えるともうちょっと細かく・・・
煮込み時間が短縮されます。
火加減も、なべ底から炎がはみ出ないよう
なべ底とあった火の大きさで。
IHなら適切な火力を選んで。
必要以上に煮込まないで、時間を測定して
無駄なエネルギーをなくしましょう。
更に地産地消でカレー作り。
遠くの野菜より近くの野菜を使うほうが、
運ばれるエネルギーが減ってCO2も減ります。
長野なら信州産のきのこを使いましょう
沖縄ならゴーヤカレー
青森のホタテのカレーもおいしそうです。
ハウス食品では
工場で出るCO2、廃棄物の削減を第1の目標とし、
容器も軽量化しています。
「ハイヒールから長靴へ」
生活園芸が必修科目 教養としての園芸。
学生全員が生活園芸を学ぶという
東京多摩市にある恵泉女学園大学
3年生の上原ゆりさんとお話しました。
生産園芸じゃなく教養としての園芸学習で、
農業のスペシャリストとか育てるものじゃなく
勿論、専門知識は学ぶんですが、
植物を育てて自分たちで食べることで、
何かしらそれぞれの<気づく>を発展させていくことが
勉強の興味につながっていく・・・
英語コミュニケーション学科とか、
普通の女の子たちが学ぶんですけど、
最初は抵抗あってハイヒール履いて畑に行くような子が、
長靴はいて、軍手して、麦わら帽子かぶって、
それにだんだん慣れてきて、楽しみ方を見出して・・・
生産園芸じゃなく生活園芸の魅力だなと思って
「ハイヒールから長靴へ」ってキャッチコピーにしたんです。
では、どんなものが収穫できるんでしょう。
白菜、チンゲン菜、カブ、大根・・・
学校の裏の教育農場、70アールの大きな畑があって、
そこで1年生は必修授業で始めます。
生活園芸でできた野菜は、どうするんですか?
一部は学生が持って帰って、家で調理して食べますが、
畑でそのまま焚き火して調理して皆でおいしく食べたりとか、
食育の企画であるお弁当の日があって、
休み時間に、中庭でソーラークッキングでフライパン温めて調理して
自分たちでお弁当作って見せながら食べるんです。
園芸に取り組む卒業生は多いんですか?
多いです。園芸療法っていって、
ちょっと心が傷ついた人と植物を育てていく
福祉系に進む方もいらっしゃいますし、
純粋に花屋さん、造園士になる方もいらっしゃいますね。
上原ゆりさん
元気に生き生きと話してくださいました。