食パンなどを作る過程でカットされたパンの耳。
実は様々な形で再利用されているんです!
山崎製パンの斎木馨さんによりますと、山崎パンではランチパックを
作る時に余ってしまうパンの耳を利用して、『チョコの山』、『パンdeスナック』、
『さつまいもラスク』、『米パンスナック』といったお菓子を作っているとの事。
使い切れない分はパン粉や飼料に生まれ変わります。
他にも山崎パンでは、地産地消の取り組みとして、地域の特産物を使った「ご当地製品」を
開発しているそうです。
信州産のあんずを使ったコッペパン、神戸ワインを使ったビーフシチューまん、栃木県産の
とちおとめを使ったコッペンパンなど種類も豊富です☆
続いてお話を伺ったのは株式会社ファンケルの鹿山憲一さん。
ファンケルでは世界初となる植物由来のカプセルの開発に成功したそうです!
乾燥剤が不要になり、原料のとうもろこしは栽培中にCO2を吸収するので温暖化対策にも
有効。植物由来のカプセルには配合成分を酸化から守るというメリットもあります。
ファンケルでは青汁も販売していますが、青汁を作る際に出るのが「搾りかす」。
牛の餌に混ぜる事によって、牛の夏バテ防止にも繋がるそうです!
その牛から出る糞もまた肥料として畑で再利用。循環型のシステムです。
年間400トン以上もの搾りかすが再利用されているそうです☆
そして、ファンケルといえば化粧品!
シャンプーなどのポンプ式ボトルにもエコな秘密が隠されていました。
「二層式ボトル」といってボトルの中に袋が入っているような感じ。
中が密封式の容器になっていて、内容量が減ると容器も縮むという仕組みです。
雑菌が直接商品に触れないので、防腐剤も入っていないとの事。
従来のボトルに比べ、プラスチック使用量も45%削減と環境に優しいボトルです。