2011年01月10日

2011年1月10,12,13,14日放送

「お茶畑からこんにちは」

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お茶の無農薬、無化学肥料の栽培・製造・販売をしている
静岡県島田市の杉本園 杉本鋭悟さんに
無農薬茶について伺いました。

 「うちのお茶は、
 父が17年前から農薬も化学肥料もやめて作ってます。
 水も、農薬を使わずに自然任せでやってます。
 年間の8割は草刈りが仕事で、
 お茶の仕事というより
 草刈やってるのがほとんどになります。
 最初、自分達が農薬使うと浴びるのがいやで
 父が止めた、それが始まりで、
 それから販売するようになって
 お客様のためにも、
 ずっと続けていかないとと頑張っています。
 化学肥料が入っていないので、
 味は一般のお茶よりスッキリした感じになります。」

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土作りから始めた「無農薬茶」の栽培。

お茶の木は、自らの力と、それを取り囲む
周りの自然のバランスによって生育している・・・
お茶本来の味をちゃんと引き出しているという
誇りが感じられました。

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ホームページは「お茶畑からこんにちは」です。

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沖縄県那覇市 首里城の近くで、体にいいものを追求して
カフェ「NOAH」を営んでいる又吉あかねさんとお話しました。

 「沖縄伝承農法は、完全に無農薬で無化学肥料。
 耕さない、雑草も抜かない野放しの状態で、
 本当に自然の状態で作られた野菜たち。
 その野菜はエネルギーがあふれていて、
 食する側もエネルギーをいただくっていうのと、
 命あるものをいただくってことで、
 私達命つないでますね。
 そういった意味の食育を含めて、
 そういうお野菜を使って料理を提供するってことを
 コンセプトにカフェをやってます。」
                  
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沖縄伝承農法  
どんな野菜ができるんでしょう

 「生産者がまずこだわっているのが、原種なんです。
 土地の気候に強い、まさに地産地消の野菜で
 原種にこだわっているので、
 遺伝子レベルで、台風に強いとか暑さに強いとか、
 そういうことを種が知っている・・
 たとえば『島かぼちゃ』は水分が多めで、
 通常のほくほくしたかぼちゃとは若干違っている・・
 『モーイ』は生で食べるときゅうりに近く、
 煮物にするとトウガンのような感じで
 味が通りやすいというお野菜なんです。」

                        
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沖縄伝承農法 完全無農薬で作られた
野菜や玄米、雑穀などで、
料理やクッキーが作られています。

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『野菜バナナ』は、熟れる前、青いうちに揚げ物にしたり、
炒め物やカレーに入れると、食感はじゃがいもみたいで、
後味はバナナの風味の甘味があり
完熟するとフルーツとしても食べられる野菜です。
通常のバナナみたいに、まったりした甘味じゃなく酸味もあって、
青いうちに野菜として食べるものなので、
料理をして火を通すと、ほんのりと甘くて
じゃがいもみたいな食感を楽しめる野菜です。

沖縄から運んできたため
私が見た時は、熟れて黄色いバナナになっていました。


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投稿者 ecoful : 05:15

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