インドから来たフェアトレード玩具
色も綺麗な様々なおもちゃ達。
『CAST JAPAN』の小屋貴義さんにお話を伺いました。
「全て天然の塗料を使っているのが特徴です。
黄色はターメリックで色づけ、紺はインディゴ、赤は茜ハーブ。
これで色づけして
職人が1個1個、葉っぱで磨き上げてピカピカにします。
これはもともとNGO団体が立ち上げたもので、
職業訓練を多くの貧困の親達にしてあげて、
同じ技術を習得させてあげているので、
いろいろな所で生産できるようなシステムを作っている会社なので、
かなりの数を我々も仕入れています。」
インド南部カルナタカ地方の伝統工芸を継承し
一つ一つ、職人によるハンドメイドのおもちゃです。
フェアトレードのおもちゃ
子供のおもちゃも、いろいろとあるんですね。
「月齢で分けてまして、0から18ヶ月ぐらいだとガラガラ、
振って遊ぶ、音が出る。
まだ目が見えない段階の子供でも、
反応できるようなものです。
赤ちゃんが、手に握って音が鳴るので反応する、
これで世界との繋がりを赤ちゃんが確認できるんです。
指先を使って押したり引いたりして、因果関係を学んでいく、
プルトイ、プッシュトイといわれるおもちゃ
月齢が少し高くなると、積み木の要素、
数と形を整えていく、教育玩具的なものもあります。」
押したり、引いたり、振ったり・・
音も楽しい、フェアトレードのおもちゃたち。
トウトウという亀の形をしたおもちゃは、プルトイに属するもので、
先端の紐を引っ張ると、
上の甲羅がクルクル回って美しい模様を描きます。
ドウビ・ダック、あひるは、両サイドに丸い手がついていて、
引っ張るとパドリングします。
左右がばらばらに動いて、
まるであひるが水かきしてるように、引っ張って遊べます。
赤や黄色、緑などの美しい色は、
植物やミネラルから抽出された、安全安心な塗料。
それぞれ、可愛いです。
クッションだけどオルゴール?
「パリのクレモンス・ジェというブランドで、
ベビーアパレル雑貨という位置付け。
見た目はクッション、みみずく、猫、象があって、
紐を引っ張るとオルゴールになって、
ベビーベッドの横に置いてインテリアにもなるし、
子供達を寝かすようなツールにもなります。
彼女は、20代のデザイナーで、
動物をデフォルメしたような世界観と、
ドットとストライプを多用して、
テキスタイルを作っていくのが一つの特徴です。
100パーセントコットンの、赤ちゃんにも優しい肌触りです。」
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水玉やストライプを組み合わせた
可愛い模様の、おくるみにもなるブランケットもありました。