エコキャスター2年目として活動しておりましたが・・・。
今回の放送分をもちまして、文化放送を退職することになりました。
つたない放送内容ばかりでしたが、
お聴きいただいたみなさま、ありがとうございました。
最後の放送分は、
私が赤ちゃんを産むということで、
「ベビーとエコSP」となっています。
まずは最近注目されている布オムツ。
正しい使い方をしないと、水質汚染につながってしまうのです。
オムツについた赤ちゃんのうんちは必ず、トイレに流すようにする。もちろん、つけおきに使ったお水も。
洗うときには、お風呂の残り湯を使うなど、ちょっと気をつけることが大事なんですね。
なかには、竹の繊維を使った布でできたオムツもあって、
吸収力がいいうえに、乾きやすく、また、竹の抗菌作用もあるというメリットの多さ。
紙おむつをおむつ外れまで使った場合、
赤ちゃん一人当たり、2トンのゴミを出すことになりますし、またオムツの処理に伴って発生する有害物質の問題も未解決なのが現状です。
いつもいつも布オムツ、というのは大変かもしれないので、
トイレトレーニングをするときにちょっと活用してみるというのも、アイディアですね!
オムツと並んで、赤ちゃんに欠かせないものというのが、肌着です。
一日のほとんどの時間を、肌着で過ごすので、
その素材や着心地はとっても大切です。
「YUGA」のベビー肌着は、100%オーガニック素材。
なーんと!!洗濯表示のタグまでがオーガニックコットンで作られています。
しかも、どれもとってもカラフル。
染料には、ひまわり、ラベンダー、いちご、もも・・・などの天然の素材を使っているんです。
お肌にやさしそうでしょ??
肌着のほかにも、お洋服やおでかけグッズが揃う楽しいお店です。
それから。
赤ちゃんやこどもは、パパやママに絵本を読んでもらうのが大好きですよね。
そんなとき、
「エコ」を題材にした絵本を選んでみては??
メラニー・ウォルシュ作:「地球のために出来る10のこと」
可愛らしいイラストとともに、こどもでもすぐに取り組める「エコ」について描かれています。
ささいなことでも、それが世界中に広がっていったら。環境問題が少しずつでも解決されていくかもしれません。
我が家ではまだベビーカーを用意していませんが、
どんなものがあるのか、色々調べていたところ見つけたのが「ジーゴ・リーダー」。
これは1台で3役をこなすという優れもの。
自転車単体、ベビーカー単体、さらには自転車とベビーカーを組み合わせることも出来るのです。
乗り心地も抜群、さらには、こどもが36キロになるまで使える!というところも魅力。
少し涼しくなったら、赤ちゃんと一緒にサイクリングを楽しめます。
赤ちゃんとエコ、探してみたらこの他にも色々ありました!!
小さいうちから、地球と仲良く暮らす方法をしっかり教えてあげることも、
これからパパ、ママになる世代には必要なのかもしれませんね。
そうそう、
年頭に宣言した「エコ検定」、
今年は難しいけど、来年にはきっと挑戦します!!
取材先でお世話になったみなさん、そして聴いてくださったみなさん、
小枝子キャスター、佳子キャスター、ありがとうございました!!!
濱本 りか
「エコライフフェア2010」が行われた、東京代々木公園に
『鉄腕アトム』登場!
地域通貨の一つである『アトム通貨』を広めるお手伝いです。
地域通貨とは、市町村などの特定の地域内や、
商店街、町内会、NPOなどのコミュニティ内でのみ流通する通貨で、
現在日本では
650以上の地域通貨が発行され使われているそうです。
『アトム通貨』は、2004年4月7日 早稲田・高田馬場の街で
地域コミュニティーを育み、
街を活性化させるために生まれた地域通貨。
手塚プロダクションの
日高 海(うみ)さんに伺いました。
『アトム通貨』は、早稲田・高田馬場の町が発祥の地域通貨で、
今、全国5ヶ所,
札幌、川口、松山、徳島でも使えます。
他の地域通過と違うところは、
何かいいことしないともらえない通貨、
たとえば地球環境、国際協力、社会貢献、
子供の未来に繋がることに対していいことすると、
ありがとうのお礼として配られる、そういうシステムになっています。
漫画「鉄腕アトム」の中で、
アトムは2003年4月7日に高田馬場で誕生。
『アトム通貨』が生まれたのは、2004年4月7日。
ちょうど1年後に『アトム通貨』が生まれたわけですね。
『アトム通貨』は
10馬力、50馬力、100馬力の3種類 そろっていて
千円札と同じ大きさ。
質感も本当のお札のよう。
10馬力、50馬力、100馬力と違う色、違う柄で、
毎年絵柄が変わり
地域ごとに透かしの絵も違うので、
コレクターも沢山いるということです。
地球環境や社会貢献など、いいことするともらえる『アトム通貨』
エコライフフェアの会場では、ペットボトルのキャップを持ってくると
『アトム通貨』と交換してくれました
小さくて薄い、切手サイズの二次電池
名刺と比べると、その小ささが分ります
稲畑産業の三橋一成さんにお話を伺いました。
「二次電池は、
電池が空っぽになっても充電して繰り返し使える電池のこと。
一次電池は、
1回使うとそれでおしまい、また新しく買い換えるタイプ。
最近、リサイクルできる電池のニーズが高まっています。
二次電池のなかでも、これは極めて薄くてフレキシブルな電池。
従来、携帯に入っているのはある程度の大きさがある電池。
これは切手サイズで、紙のようにペラペラで薄いので
たとえばクレジットカードの中に入れて、
絵とか情報とか表示させるのに使ったり、
たとえばコスメティック、美容のパックに電池を搭載させて、
顔や体に貼り付けて、振動させてマッサージ効果をあげるとか、
温めたり冷やしたりとか、そういうことにも使えます。
特にこの電池は、安全性が高い、温度も高くならない、
液漏れの心配もない。固体でできているので安全なので、
肌に貼り付けるようなところでも
使っていただけるのではと考えています。」
小さくて薄くてフレキシブルで安全な電池。
今、商品化に取り組んでいるところだそうです。
先月 代々木公園で開かれた エコライフ・フェア2010
この日は 日差しが強烈で
まさに ソーラークッキング日和…。
左のソーラークッカーでは ホットサンドイッチが
右では 豆が煮えていました。
こちらは ノンフロンの機械で作られた氷
その氷を使って 子どもたちは カーリングを
楽しんでいました。
今年は 国際生物多様性年
環境省ゾーン 生物多様性のブースには
アオダイショウはじめ ヘラクレスオオカブトなどの
生物が展示されていました。
今年の秋には コップ10
生物多様性条約 第10回締約国会議が
名古屋で開かれます。
太陽電池を、色や柄で選ぶ時代になりました。
金、銀、赤、ブルー、紫など、綺麗な色の鶴やバラの絵柄が
太陽光発電しています。
エス・イー・テクノ株式会社の佐々木実社長にお話を伺いました。
「今の太陽電池そのものは、電力用、売電用、色的にはブラックセルといわれる黒色。
私達が狙っているのはカラーデザインセル。
単なる売電だけではなく色やデザイン、
そういうものを太陽電池の中に織り込んで販売していこうと・・
具体的には企業の看板とか、それを太陽電池で、企業ロゴや柄、絵を入れて、
それを太陽光で発電したエネルギーで看板を照らしていくと、そのような使い方ですね。」
太陽電池パネルは黒のイメージですが、このカラーセル、デザインセルは
どういうところで使うのでしょう。
「まず1つはエコということで看板。
CO2を出していないという企業イメージを出せます。
それから街灯。太陽電池のブラックセルは暗いので
カラーセルで、そこに地域のマップを書いたり表示を入れたり。
それとモバイル。今の携帯はカラフルなので、
ブラックセルをつけるとアンバランス、
そういうところにデザインセル。
あとは電子辞書とかモバイル系。この大きな3つの市場を狙っています。
これからの太陽電池。 品質は当たり前で、それプラス、
デザインが重視されてくると思います。
携帯も電話ができればメールができればいいじゃなく、やはりデザイン。
個性が出ますから。」
鶴が飛んでいるデザインセルは、とてもきれいです
銀色の羽根も発電しています。