太陽電池を、色や柄で選ぶ時代になりました。
金、銀、赤、ブルー、紫など、綺麗な色の鶴やバラの絵柄が
太陽光発電しています。
エス・イー・テクノ株式会社の佐々木実社長にお話を伺いました。
「今の太陽電池そのものは、電力用、売電用、色的にはブラックセルといわれる黒色。
私達が狙っているのはカラーデザインセル。
単なる売電だけではなく色やデザイン、
そういうものを太陽電池の中に織り込んで販売していこうと・・
具体的には企業の看板とか、それを太陽電池で、企業ロゴや柄、絵を入れて、
それを太陽光で発電したエネルギーで看板を照らしていくと、そのような使い方ですね。」
太陽電池パネルは黒のイメージですが、このカラーセル、デザインセルは
どういうところで使うのでしょう。
「まず1つはエコということで看板。
CO2を出していないという企業イメージを出せます。
それから街灯。太陽電池のブラックセルは暗いので
カラーセルで、そこに地域のマップを書いたり表示を入れたり。
それとモバイル。今の携帯はカラフルなので、
ブラックセルをつけるとアンバランス、
そういうところにデザインセル。
あとは電子辞書とかモバイル系。この大きな3つの市場を狙っています。
これからの太陽電池。 品質は当たり前で、それプラス、
デザインが重視されてくると思います。
携帯も電話ができればメールができればいいじゃなく、やはりデザイン。
個性が出ますから。」
鶴が飛んでいるデザインセルは、とてもきれいです
銀色の羽根も発電しています。