2010年05月31日

2010年5月31日~6月4日放送

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東京・丸ビルで行われた『世界フェアトレード・デイ2010』で
『ピープルツリー LOVE FROM EMMA』という
ファッションショーが開かれました。
エマとは、エマ・ワトスン。 
映画『ハリーポッター』で、ハーマイオニーを演じている
あのエマです。

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エマとフェアトレードが結びついたきっかけを
ピープルツリーの高井さんに伺いました。

「イギリス出身のエマは、フェアトレードは身近に既に
知っていたそうですが、着る物もフェアトレードにしたいけど、
なかなか若い世代が着れる選択肢がないと感じていたそうです。
たまたま『ピープルツリー』代表のサフィア・ミニーと
知り合うきっかけがあって、じゃ一緒に服を作ろうと、
若者も着たくなるかっこいいものを作ろうと
プロジェクトが始まりました。」
                                 
手頃な価格のフェアトレードファッション
「エマ・コレクション」

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フェアトレード商品を3000円以上買うと
「エマ・トートバッグ」をプレゼント!

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チョコレートやバナナ、コーヒー、アクセサリーなど
生産者の顔が見える各国からのフェアトレード商品を
楽しみながら品定めする人達で、
会場は賑やかな声が広がっていました。


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トッパン・フォームズは、印刷技術を使った製品開発で
太陽光パネルが貼られているかばんを作りました。

従来のシリコンを使った太陽光パネルは、硬くて重いイメージ。
これは、印刷でできているので厚さ0,4ミリ、ペラペラの状態で、
かばんとか服に装着でき、それを2次電池として貯めて
使いたい時に、携帯とかゲーム機とかにチャージできるんです。

私も携帯電話に充電してみました。


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「このかばんを持って営業の外回りなどしたら、歩く広告塔で
エコの企業イメージがあがるのではないでしょうか。」

トッパン・フォームズの田村さんは
笑いながら説明してくれました。

更に、駅とかイベント会場などの電源を引けない場所で、
ポスターにこの太陽光パネルを貼って広告に使う・・などの
使い方もできるそうです。
                  
  

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「エコレールマーク」ご存知ですか?

500キログラム以上の荷物を、鉄道で輸送している商品に
「エコレールマーク」が貼られます。
たとえば、ペットボトルのお茶や水とか、砂糖など、一度に沢山
長距離運ぶ場合は、鉄道を使ってモーダルシフトすると、
CO2削減効果につながります。
               
ペットボトルのお茶や水を、箱でまとめ買いする時など
「エコレールマーク」ついているかもしれません。

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全国通運連盟の資料によりますと「エコレールマーク」とは
消費者と企業が一体になり、鉄道コンテナ輸送による環境負荷低減に向けた
取り組みの推進を目的とするマークで、地球環境に優しい企業を示すマーク
ということになります。

投稿者 ecoful : 2010年05月31日 05:13

2010年05月26日

5月24日~28日放送分 エコで節約ライフを!

地球に優しい生活を心がけるのが、「エコライフ」。
実はエコライフって、環境だけでなく、お財布にも優しいこと、ご存知でしたか??

たとえば、
エアコンの設定温度は夏は28度、冬は20度。
このように、設定をちょっと変えるだけで、CO2の削減量は46,3キロ、年間1900円の節約になります。

また、使わない電気製品のプラグを抜いておくだけで、
CO2の削減量はなんと80,3キロ、さらには年間で3300円の節約に!!
これは大きいですよね。だって、何の我慢もせずにエコと節約が同時にできてしまいます。
最近電気代がかさむんだよなあというあなた!!
ちょっとおうちの中を見渡してみてもいいかもしれませんよ☆
私もこれ、やってみましたが、結構あるものです。
朝ドライヤーをかけたらそのままバタバタと出社してしまい、プラグはそのまま。
空気清浄機のプラグも出かけるときには抜いておくべきだし・・・。

さらには、野菜の下ごしらえには電子レンジを使う、人のいない部屋の照明はこまめに消す、など・・・。
暮らしの中には簡単に出来るエコがいっぱい。
そのどれもが、節約につながるなんて、嬉しい限り!!
ひとつひとつは小さなことですが、まさに「ちりも積もれば・・・」なんです。
できることから「エコライフ」、はじめてみませんか??

桜が終わったら今度はツツジがきれいですね~。
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梅雨の頃には紫陽花が見頃を迎えます。
見上げる春から、足元の夏へ、季節の移ろいを大事に見つめるのもまた、エコですね。

投稿者 ecoful : 2010年05月26日 15:26

2010年05月17日

5月17日~21日放送分 地球環境大賞

地球温暖化の防止や環境保全活動に熱心に取り組む
企業や団体を表彰する

第19回「地球環境大賞」の受賞式が

先月 秋篠宮ご夫妻をお迎えして

明治記念館で 開かれました。

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秋篠宮ご夫妻と 受賞された代表の方々の記念写真です。

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この中で「環境地域貢献賞」を受賞したのは

栃木農業高校

(後列 左からお二人目が 橋本校長)

渡良瀬遊水地のヨシを使って「ヨシ堆肥」を作り

このヨシ堆肥を利用して

足尾銅山をドングリの森にする活動にも取り組んでいます。

3300ヘクタールものヨシを堆肥化。

ヨシは手を切りやすく 苦労しながら

活動に取り組んでいる 環境科学部の皆さんです!

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みなさん この日は 大人ばかりの中で

緊張されたみたいです。

これからも がんばってくださいね!
   

投稿者 ecoful : 2010年05月17日 16:48

2010年05月12日

5月12日~14日放送


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東京ビッグサイトで開かれた
地球環境とエネルギーの調和展「ENEX2010」の会場に、
電動バイクがありました。


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日本テクノの中山大志郎さんに説明してもらいました。

 「しくみはいたって簡単で、電気を充電してモーターを動かします。」
 ピーピー(警報)が鳴りました。 
 「これはバイクの認識をしたりとか、警報の装置がついています。」
 ピピピ・・
 「この音はエンジン切ったという音。
 走行時にCO2の排出は一切ありませんし
  充電は、家庭用の100ボルトの電源で8時間ぐらいでフル充電。
 夜間なら40円~50円で充電できます。
 エンジンを積んでないので、メンテナンスの必要もありません。」 


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大きな前かごもついている電動バイク。
通勤に買い物に活躍しそうです。


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日本テクノ株式会社は、
電気の保安管理と電気の『見える化』を進めています。
電気を使いすぎるとアラームが鳴り、省エネに取り組む・・・
『見える化』に取り組むことで、CO2の削減につながる・・・
企業実績は3万2000件を超えているそうで、
工場やホテル、焼肉店や老人ホームなど、
見える化に取り組んだところは
平均12%、CO2削減できているそうです。

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太陽の光が射しこまない北側の部屋に、明かりが欲しい!
そんな時、太陽光採光システム「ひまわり」
ENEX2010の会場で、ティスの増(ます)勇治さんに伺いました。

 「ひまわり」は太陽光そのものの光を部屋の中に取り込む装置です。
 光ファイバーケーブルを使って、自由に北向きとか地下室とか
 窓のない部屋に、太陽の光そのものを持ってこられる装置です。
 太陽の光そのものなので電気代はただ。
 ただ太陽を追尾するための電気代が1日1円かかります。
 日の出から日の入りまでセンサーで追尾して、夏場だと夏場の位置、
 冬場だと冬場の位置にレンズが向きますので、
 自動で計算して追尾しています。


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陽だまりがうまれる「ひまわり」
お部屋の照明だけでなく、観葉植物や熱帯魚の珊瑚礁にも、
太陽の光をあてることができます。

投稿者 ecoful : 2010年05月12日 05:13

2010年05月03日

5月3日~7日放送分

「希望のボールプロジェクト」、ご存知ですか??

サッカーは世界中で行われ、またどこの国でも人気の高いスポーツです。
しかし、国の情勢によって、サッカーボールを手に入れるのが難しい地域もたくさんあります。
こども達に、思いっきりスポーツを楽しんでもらいたい。
そんな願いから始まったのが、この「希望のボールプロジェクト」です。

これは、国際支援NGOのピースウインズ・ジャパンと、サッカーJリーグの湘南ベルマーレが、
使わなくなったサッカーボールを湘南エリアに住む人から集めようと行っている取り組みです。
湘南ベルマーレの試合で行った呼びかけ(2009年8月23日と9月2日)や、平塚市の協力によって、
2009年は101個のサッカーボールが集まりました。
集められたサッカーボールは、この春から、東ティモールの小中学校に配られています。

こども達からの声も早速届いているんですよ。
「日本からの思いがけないプレゼント、とっても嬉しい!!雨期が終わって思いっきり遊べる季節が来るのが楽しみです。」
雨上がりの広場には、サッカーを楽しむこども達の歓声があがっていたそうです。

湘南ベルマーレとピースウィンズ・ジャパンは2005年の3月から、さまざまなプロジェクトやコミュニティー活動をともに行いながら、国際支援の輪を広げていくことを目的に提携しているそうで、
これまでにも、イラクや、スマトラ島沖地震・津波で大きな被害を受けたインドネシアのアチェ州、
そしてアフリカのシエラレオネ、リベリアのこども達にボールを届けてきました。

スポーツは平和な環境があってこそ、みんなで一緒に楽しめるものです。
また、チームワークやリーダーシップなど、スポーツを通じて学べることもたくさんあります。

毎日の暮らしのなかで、無理することなく誰でもが、
その環境づくりにほんの少しでも関わることができればいいなあ。

私にもできる国際協力、探してみようと思います。

投稿者 ecoful : 2010年05月03日 13:15

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