「希望のボールプロジェクト」、ご存知ですか??
サッカーは世界中で行われ、またどこの国でも人気の高いスポーツです。
しかし、国の情勢によって、サッカーボールを手に入れるのが難しい地域もたくさんあります。
こども達に、思いっきりスポーツを楽しんでもらいたい。
そんな願いから始まったのが、この「希望のボールプロジェクト」です。
これは、国際支援NGOのピースウインズ・ジャパンと、サッカーJリーグの湘南ベルマーレが、
使わなくなったサッカーボールを湘南エリアに住む人から集めようと行っている取り組みです。
湘南ベルマーレの試合で行った呼びかけ(2009年8月23日と9月2日)や、平塚市の協力によって、
2009年は101個のサッカーボールが集まりました。
集められたサッカーボールは、この春から、東ティモールの小中学校に配られています。
こども達からの声も早速届いているんですよ。
「日本からの思いがけないプレゼント、とっても嬉しい!!雨期が終わって思いっきり遊べる季節が来るのが楽しみです。」
雨上がりの広場には、サッカーを楽しむこども達の歓声があがっていたそうです。
湘南ベルマーレとピースウィンズ・ジャパンは2005年の3月から、さまざまなプロジェクトやコミュニティー活動をともに行いながら、国際支援の輪を広げていくことを目的に提携しているそうで、
これまでにも、イラクや、スマトラ島沖地震・津波で大きな被害を受けたインドネシアのアチェ州、
そしてアフリカのシエラレオネ、リベリアのこども達にボールを届けてきました。
スポーツは平和な環境があってこそ、みんなで一緒に楽しめるものです。
また、チームワークやリーダーシップなど、スポーツを通じて学べることもたくさんあります。
毎日の暮らしのなかで、無理することなく誰でもが、
その環境づくりにほんの少しでも関わることができればいいなあ。
私にもできる国際協力、探してみようと思います。