ペットボトルのキャップを使って、緑を育ててみませんか。
メリープロジェクトが提案する「メリーファーミング」
楽しく手軽な農業。
ペットボトルの蓋に土を入れ、種を撒いて育てます。
「メリーファーミング」のキットは、ひとつ158円
乾燥し圧縮した土、乾燥土と種が入っています。
乾燥土に,キャップ1杯分ほどの水をかけ、
土をよくほぐすと、キャップ2個分ほどの土になるので、
それをペットボトルの蓋の8分目ぐらいまで入れます。
土を平らにして、種をぱらぱらっとばら撒きます。
私が買った種は、スイートバジルの種でした。
芽が出るまでは、
土が乾かないように毎日、霧吹きなどで水遣りをし、
日当たりの良い部屋の中で、楽しみながら育てます。
カラフルなペットボトルの蓋の中で、
緑がすくすく育ってきます
発芽して1週間ほどしたら、
キャップの周りをもんでから、ゆっくりと株を持ち上げ
プランターに土ごと植え替えて、
さらに大きく成長するのを待ちます。
メリーファーミング
手軽に農業を楽しむことができます。
飲み終わった牛乳パック
捨ててはいませんか?
牛乳パックは、有効な資源
回収してリサイクルしましょう。
全国牛乳容器環境協議会
どういう組織なのか、
高松久夫さんに伺いました。
「牛乳パックを作っている容器メーカーと
飲料メーカーが一緒になった事業者として作っている団体で。
容器リサイクル法ができる前、1992年から活動開始しています。
『全国牛乳パックの再利用を考える連絡会』などとも連携して,
紙漉きなどもやっています。」
牛乳パックの回収率は、2008年度で42.6%だそうです。
「家庭や、学校給食の児童が飲んだもの、事業者が使ったもの、
破れたものも全部あわせて42.6%回収。
何とか2010年、50%までと訴えて活動しています。
優れた資源なので、環境のためにも、CO2削減にも役立つので、
一手間かけて、洗って開いて乾かして
分別して出していただくと、有効な利用ができます。」
では、牛乳パックは、回収されて
何に生まれ変っているのでしょう
「牛乳パックは、優れた長い太い繊維を生かせる再生紙、
たとえば、トイレットペーパーや
ティッシュペーパーに生まれ変ります。
お菓子の箱や段ボールですと、
薄くて丈夫な紙にするのはなかなかむつかしい。
牛乳パックの優れた繊維を混ぜることで、いい紙ができるので、
メーカーさんも沢山欲しいと言っています。
牛乳パックだけ分けて集めるのは、日本に優れた特徴で、
世界でも滅多にやっていません。
日本人の知恵で、優れた有効なリサイクルを
やっているということです。」
高松さんの名刺も、牛乳パック100パーセント再生紙でした。
フェアウッド・・・伐採地の森林環境や地域社会に配慮した木材・木材製品のこと。
たとえば、
①信頼できる第3者機関の森林認証を受けた木材。
②古材や廃材を再利用した木製品。
③最低限違法伐採でない木材。
④修理・再生した木製品。
⑤近くの森林から生産された木材。
今まで「木」といえば、「森林の破壊」、「森を適当に間引いて育てる間伐」くらいの知識しかありませんでした。伐採地の環境はもちろんのこと、地域社会についてもきちんと知る必要があるのですね。
そうすると、今私たちが毎日使っているデスク、これはいったいどこの国の森の木を、どこで加工した木を使って出来ているんだろう・・・。食事の時に囲むテーブルも、「どこ産の木」で出来てるんだろう??
気になってきました!!
世界中から生活に必要なものが手に入るようになったいま、
原産地から私たち消費者のもとに物が届くまでの間に、本当に様々な人が関わるようになっています。
だからこそ、「これはどこのものをどう加工してどういう流通ルートを辿ってきたのか」「その際にどこかの地域社会や環境が脅かされなかったかどうか」など、配慮することがすごく大事なのだと思います。
今回取材させていただいたフェアウッドカフェでは、
「産地のはっきりした木を使おう」ということで、
日本国内でも静岡の天竜というところから来た木で出来たベンチを見せて頂きました。なんとくぎを使わずに、木を組んでいくという昔の作り方にこだわったもの。
木と、人の手と。この2つががっしりタッグを組んで出来上がったベンチは、とてもゆったりしたすわり心地で、体を優しく包んでくれるような安心感がありました。
「木の持つ本来のぬくもり、香りのよさに触れて、少しでも森を育てることに関心を持ってもらいたい」
フェアウッドカフェには、幼稚園などに通う子ども達向けに「森のプレゼント」というプロジェクトもあるそう。
子ども達と大人が協力して木製品を作り、出来上がったものは寄贈するそうです。
作業で使うトンカチなども木製なので、重くて落としてしまうという心配も少なくなりますし、
何より「木に触れる」「ものづくりに挑戦する」というのは、本来ならば普通のことのようですが、現代社会ではそういう機会が本当に少なくなっているので、体験しておくべきことなのだろうなと感じます。
地球と仲良くするということは、自分が住んでいる場所以外のところで暮らす人にも目を向けるということ。
「便利だから」「私ひとりがやったって何も変わらない」「自分さえ良ければそれで十分」・・・。
一度は心の中でつぶやいてしまったことがある言葉ではないでしょうか。
私もかつてはそう思ったこと、あります。
空が世界とつながっているように、私たちが立っている土地も、そして毎年遊びに行くのを楽しみにしている海も、ぜんぶぜんぶつながっているのだということを、もう一度、思い返してみようと思います。
経済的で環境にも優しい「電気冷凍車」
その 冷やす仕組みを作っていらっしゃる
不二商株式会社の山田勝彦社長に
お話を伺いました。
日本にまだ100台ほどしか走っていない「電気冷凍車」
車が発電する電気を利用して冷やすことによって
燃費が大幅に改善。
今までの冷凍車に比べて 40%以上も
よくなるそうです!
もちろん 排出されるCO2も 大幅に削減されます。
また、配送途中に停車している間も
冷やすことができるのです。
通常エンジンを切ると
庫内はどんどん気温が上がってしまうそうですが
電気冷凍車だとずっと冷やすことができるそうです。
気象予報士でもある山田社長
これからも 環境によいユーザーに喜ばれる仕組みを作り
広めていってほしいですね!
東京ビッグサイトで開かれた「エコプロダクツ2009」の会場で、
味の素のブースは、「赤パンダ」が大人気!
味の素 環境・安全部の杉本信幸さんに、環境への取り組みを伺いました。
「今、環境問題って幅広い・・・
地球温暖化もありますが、食にかかわる生命にかかわることって
企業でいっぱいあります。
そこで、命の恵みを次の命に伝えていく大切さを認識する活動をしていこうと
お伝えしています。
例えば『本だし』原料はかつお。資源調査、生態系調査をしています。
せっかくいただいたかつお 丸ごと活かしきる、
100パーセントどこも無駄にしない、
使い切る取り組みをご紹介しています。」
鰹1匹 無駄にはしていません。
「焼津港などで水揚げされる原料の鰹、
『本だし』の原料は、身のいいところからできた鰹節。
でも頭とか内臓もあります。
それはたとえば発酵させて魚しょうなどの調味料に、
内臓は肥料飼料として次の命につながります。
煮汁からはエキスが出ます。
それを煮詰めてカツオエキスにしたり、
中骨これもカルシウム強化した『本だし』に。
このようにして鰹1匹どこも捨てずに丸ごと使っています」
「かつお技術研究所」という専門の会社も焼津にあって、
鰹1匹使い切る研究活動をしているそうです。
ステージでは、食卓から始めるエコロジー
お母さんができるエコ活動も紹介していました。
シャチハタのブースには、油性マーカーが・・・
名前は『乾きまぺん』
シャチハタの大島良多さんにお話を伺いました。
「このペンは「乾きまペン」という名前で、
2週間キャップをはずしたままでも、ペン先が乾きまペン!
しんの先に油膜が張る成分のインクを使っているので、
インクの揮発を防ぎます。
うっかり閉め忘れてペンを駄目にしちゃうことがありますが、
それを防いでいます。
ワンタッチでシンが取り外せるので、
別売りの替えシンやインクを補充することもできます。
本体のボディ自体は交換しないで使い続けることができるんです。
「乾きまペン」カーボンフットプリントの表示方法にも取り組んでいます。
生産から廃棄まで、1本あたりCO2 166グラム排出する計算になるそうです。
http://www.joqr.co.jp/blog/ecoful/img/rika.jpg
先日、「エコライフ情報」の収録スタジオで飛び出した会話。
「ねえ、この春は花柄が流行るのかしら?」
「景気もいいとは言えないから、お洋服は明るいものを、という人が多いんじゃないの?」
ふむふむ。高橋アナウンサー、伊藤アナウンサーと女性3人で作っているこのコーナーならではです。
やはり女性はおしゃれにとても敏感。
「エコ」と「おしゃれ」、一緒に楽しむことが出来ればいいのにな・・・と思う方も多いのでは??
ふと、以前取材させていただいた「花嫁わた株式会社」の広報、杉本さんが教えてくれた「布ぞうり」を思い出しました。
可愛いでしょ??実はこれ、「布団の側生地」でできているんです!!
普段ヒールの高い靴で疲れ気味の女性の足を癒してくれるアイテムとして、ここ何年かですごく話題になっているそうですよ。Tシャツやフリースなどでも作ることができるそうなのですが、布団の生地のほうが、
長さもあるし、よくなじんでいるため、編みやすいのだそう。
色や柄も和テイストでとってもおしゃれです。お休みの日には布ぞうりで足元にビビッドな赤や黄色を・・・、というのも楽しいですね。
また、ゴム靴に慣れてしまった小さなお子さんにも、鼻緒の部分を刺激するのはいいことだそうで、
布ぞうりを編むお母さん、おばあちゃんが増えているそう。
家族でおそろい、なんていうのもたまにはいいかもしれません。
エコライフをおしゃれに楽しむ、エコライフキャスター2年目の目標です。