「東京ビッグサイト」で開催された『エコプロダクツ2009』
セブン&アイ ホールディングスのブースでは、
クイズに答えると、オリジナルの石鹸をプレゼントしていました。
この石鹸は、お店で販売する揚げ物を作った後の廃油を利用して作った石鹸。
セブンイレブンだけでも、
全国で1万2500店舗あり、大量の揚げ物を作っています。
そこから出た廃油を、捨てるのではなくいかに活用するか、
資源の有効活用を考えて作られました。
セブンイレブンのブースでは、可愛い小さな制服もありました。
これは「子供店長」のユニフォームで、
「エコプロダクツ2009」の会場では
カウンターのなかでこのユニフォームを着て、記念撮影ができました。
勿論ユニフォームも環境配慮、リサイクル素材などで作られています。
セブンイレブンでは、多摩に環境配慮型店舗があって、
天井にトップライトを組み込んで、店内に光を取り入れ、
照明をあまり使わずにすむ取り組みもしています。
「エコプロダクツ2009」では
階段を上がってトップライトを見ることもできました。
おなじみのセブンイレブンの看板の照明も
LEDにかわっているそうです。
新日本製鉄の環境の取り組みも
環境部の古山輝夫さんに伺いました。
「鉄はCO2を製造過程で沢山出しますが、
先ず省エネに取り組んで,その削減をしています。
鉄を高機能化させることで、車や家電製品の省エネが果たせたり、
我々以外の産業分野で省エネを達成することができるんです。」
つまり鉄が材料だから?
「そうです。我々が高機能化させることで、産業全体で
CO2の排出量が下がる方向になるというのが我々の主張です。
これから大事なことは、培った技術を海外に発信していくこと、
その国で同じような鉄の作り方をして、
その国のCO2排出量が下がるということが
世界的に見て大事なことです。」
地球規模で考える時、日本の技術の果たす役割 大きいです。