乳母車なのに、3輪?
GMPインターナショナルの鮭延万里子(さけのべ まりこ)さんに
『デザイン雑貨エキスポ』の会場で、お話を伺いました。
「この乳母車、3輪なんですね。」
「そうですね。そもそも3輪がなぜ作られたかというと、・・
1980年代に起こったバギーランニングというムーブメントで、
パパが子育てとランニング両方一緒に行いたい・・
じゃランニングのためのベビーカーを作りましょう。
で、4輪では操作性も追いつかないので、先端が1輪の3輪型にして、
走りながらバギーを押せるようにと、3輪が作られたんですね。」
「では、走ってみてどうなんでしょう。」
「実際走ると、赤ちゃんが風を感じながら機嫌よく乗ってくれるようです。
乗るベビーも楽しいし、走るパパも、一人で黙々と走るより
子育てもして、家庭に貢献してるってアピールもできる、
お互いいい時間を過ごせるみたいです。
ママも勿論、産後太り解消ですとか、健康維持という意味もあって、
走っていらっしゃるランナーさんも多くいらっしゃいますね。」
赤ちゃんと一緒にランニング、
このエアーバギーには呼び鈴もついています。
では、安全面への配慮は?
「そうですよね、やはりそこがいちばん。
特にベビーなので気をつけないといけません。
そのために、5点式シートベルトをしっかりしたものをつけたり、
第3者には注意喚起のためのベルをつけたり、
乳母車の構造自体も、走ることに耐える構造なので
正しく使っていただければ大丈夫かと思います。」
「この乳母車、軽いですね。」
「自転車と同じベアリング機能も入っているので、
小さな力で大きく前進することができるんですね。」
ソーラーパネル付き携帯充電池『アイチャージエコ』
リンクスインターナショナルの曲淵友章(まがりふち ともあき)さんと
お話しました。
「本体に付いているソーラーパネルで、太陽光から充電することができる
携帯電話とかIポットとかIフォンに対応する充電池です。
小さいのは750ミリアンペアで、携帯電話を1回充電できる容量、
大きいのは1350ミリアンペアです。
太陽光のみでフル充電するには12時間かかりますが、
家庭用コンセントやパソコンのUSBからだと
2,5時間で満充電が可能となります。
「アイチャージエコ」
色は、赤、黒、シルバー ブルー、ピンク、グリーン、白の7色。
小型で3280円 大型で6980円のソーラー携帯充電池です。
映画もご紹介しましょう。
©2008 STUDIO NURIMBO
12月 シネマライズ、銀座シネパトス、新宿バルト9ほか全国ロードショー!
配給:スターサンズ、シグロ
12月19日から公開される イ・チュンニョル監督・脚本・編集の韓国映画「牛の鈴音」
韓国では「牛の鈴」症候群と呼ばれるほどの社会現象を巻き起こした映画です。
農業機械が普及する中、79歳のチェおじいさんは、
年老いた牛と共に、1日も休まず畑を耕します。
牛が食べる草のためにと、畑には農薬を一切撒かず、
普通15年の寿命といわれる牛は、40年も生きています。
76歳のおばあさんは、そんなおじいさんに不満だらけ。
トラクターなら早いのに、牛と一緒に、鎌で稲刈りなんて・・
しかし終に獣医から、牛は、この冬は越せないかも知れないと告げられます。
9人の子供を育て、「休むのは死んでからだ」と、痛む足をさすり、黙々と働くおじいさん。
日本でも農業への関心が高まる中、静かな感動が広がる 映画『牛の鈴音』です。