東京 代々木公園で行われた「エコライフフェア2009」
涼しげに浴衣を着た、日本百貨店協会の高橋亜子さんに
お話をうかがいました。
「日本百貨店協会では、9月30日まで冷房温度を若干弱めて、
人それぞれ体感温度は違いますが、地球環境を考えて、
適切な温度を見つめなおしましょう、
新しいライフスタイルを考えましょうという呼びかけの
取り組みを行っているところです。
また、百貨店では、紙袋やレジ袋、
様々な包装材を沢山もらうと思うのですが、
スマートラッピングということで、自分に合った包装、
自分で選ぶスマートラッピングを、環境への取り組みということで
行っているところでございます。」
また、百貨店協会統一のエコバッグは
(考える黄色いカンガルーのマークです)
カーボンオフセットがついていて、
環境貢献ができるというエコバッグ。
百貨店に入ると
「冷房温度を考えてね」って、出入り口にステッカーが貼ってあります。
百貨店 お店によって、屋上緑化に取り組んだり、
食品残渣をリサイクルしたり
お店の改装に合わせて、照明を全てLEDに取り替えたり・・・
環境負荷の少ない店作りに取り組んでいます。
7月23日は「大暑」
文化放送サテライトプラスでは
「打ち水大作戦2009」が行われました。
打ち水の桶を積んで、ステージ前で呼び込み。
目の前が浜松町駅なので、道行く人が足をとめます。
文化放送で、その模様を中継するため
皆さん、固唾を飲んで、始まりを待ちます。
5,4,3,2,1 打ち水スターーート
打ち水効果は?日本水フォーラムの浅井さんに伺いました。
「水を撒くと、蒸発する時、気化熱で
地面や空気から熱を奪うという性質があります。
江戸時代には、打ち水は庶民の当たり前のものでした。
それが高度成長時代の中で、だんだんなくなって・・・
打ち水を見直して、都市に水辺って大事だよねとか、
涼しいだけじゃなく近隣のコミニティーが良くなる効果もあるでしょう。
あと水道水を使わないということで、
水を繰り返し大切に使うことも考えてもらう
きっかけになると思ってます。」
ステージの音は、太陽光パネルで発電。
「打ち水大作戦、昨年は、全国で700万人以上が参加。
木曾ひのきの間伐材で作った桶で
日本の森を健全に育成するためのひとつの支援になれば・・・
打ち水をしながらCO2育む森を考えるきっかけにしてもらえればいいな」と
浅井さんは語っていました。
お風呂の残り湯などを利用して
暑い夏、打ち水で、気温を下げましょう。