お米も野菜も「カーボンオフセット」
そんな仕組み作りが始まっています。
人間が生活していく上で、どうしても発生してしまう二酸化炭素の量を
何らかの方法で相殺し、二酸化炭素の排出を0に近づけようという
「カーボンオフセット」
グリーン電力でオフセット
植林でオフセット など、いろいろ工夫されていますが
お菓子も「始めようCO2削減計画」が始まっています。
エコ食品研究会 事務局長の久保正英さんによりますと
去年12月に東京ビッグサイトで開かれた
「エコプロダクツ2008」では
エコ食品研究会のブースには
13社14食品が並んでいましたが
今年夏までには、100社100食品に増やしたいそうです。
エコ食品研究会の一員でもある
大阪前田製菓の打谷英之さんにも伺いました。
「お菓子を買っていただくと、その収益の一部で
長野県香味町で『お菓子の森』を作っていて
植林や整備に役立てています。
エコなお菓子もあるんですよ。
せんべいって丸い形じゃないと好まんので、
どうしても割れたのは、ほったらかしで、一部は捨ててました。
そんなもったいないと、それを集めて
「すてませんべい」という商品を作ったのが金福製菓さん。
じゃ、かけらも入ってるんですか?と尋ねたところ
「いや、ほぼ、かけらかも分らんです。はっはっはっはっ・・・」
明るい声で、笑っていました。
「すてません餅」
確かに、エコな、お煎餅です。