これは、一人乗り電気自動車「ラッピン」です。
企画・開発した「ラッピン株式会社」プランナーの
小崎(こさき)秀人さんに、いろいろとお話を伺いました。
先ず、何がきっかけだったんでしょう。
「電気自動車は、重い遅い高いイメージ、
それを身近に興味もってもらおうと
乗れるチョロQを作ったんです。街で走ったら面白いなって。
サイズが小さいとチョロQになるんですよ。
環境っていうとむつかしく考えがちですが、私は使える車を作る・・
この小さい車だと便利さが分ります。
雨の日は感電するってイメージを持つ人がいますが
雨の日は便利で、傘つき自転車って言ってるけど、
気軽に乗っていけるんですよね。」
走るチョロQと呼ばれる、一人乗り電気自動車「ラッピン」
動く広告塔 走る環境報告書としての活躍も期待されます。
小崎秀人さんです。
「路線バスはしようがないけど、宣伝のためにバスとかトラックとか
大きな車が走ってますね。排ガスも出るし、渋滞もおこす・・
じゃ、何か解決方法はないかって。それで電気自動車。
小さいから静かで、3台並べて走ると可愛くてね。
スピードも出ますから、アピールできますよ」
全長2メートル、幅1メートル 最高速度は50キロ
「ECO&ART」をテーマに、ラッピングした車体広告として
街を走らせると、注目度は抜群。
見た人が、思わず振り向く、可愛い一人乗り電気自動車です。
「ラッピン」は、なぜ一人乗りで、乗り心地はどうですか?
「これはいろんな面から、一人乗りに割り切ってます。
2人以上なら軽自動車といういい車がありますし・・
スピードは結構速くて、交差点ではピューといっちゃう
皆さん驚かれますよ。
夜間8時間充電して40キロの航続距離
行動範囲を15キロ圏内に割り切っていて
100キロ、200キロ走らせようとは
開発段階で考えていません。
次考えてるのは10キロ走らない、それで値段を下げる・・
電動車は時速6キロ、
あれと普通の車の中間ぐらいの乗り物っていうんですか。
そんなの考えてます。」
排気ガスや騒音を出さず、渋滞を起こしにくい
一人乗り電気自動車「ラッピン」
細い裏道も、すいすい走れます。