秋も深まってきましたね~。
夜になると そこここで「リ~」「コロコロ」…と
虫たちの大合唱…心が落ち着きます。
そこで 多摩動物公園「秋の鳴く虫展」に行ってきました。
鈴虫・松虫・キリギリス…およそ30種類の鳴く虫が
薄暗い会場で 美しい音色を聴かせてくれました。
「秋の鳴く虫展」は9月30日まで 開かれています。
担当の野村さんに伺ったところ
日本の虫たちも 都市化や温暖化の影響で
分布状況も変わってきているとか。
温暖化の影響により クマゼミの北上は有名なところですが
鳴く虫では…
例えば アオマツムシ
中国からやってきた虫で 木の上で「リ~リー」と
響くように鳴きます。
都市化で地面の草むらは減り、日本の地面にいるコオロギは
住みかが減る一方、アオマツムシは高速道路脇の木の上にも
生息していて 広がっているそうです。
上の方から降るように鳴くのは「アオマツムシ」だそうですが
言われてみると 最近上から聴こえる「リ~」が
多いような気がしませんか?