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2012年12月22日

第１１０回～ファッションブランド～

皆さん、こんばんは。

お休み前のひととき、いかがお過ごしになりましたか？

今回も番組を振り返っていきましょう。

第１１０回は「ファッションブランド」についてご紹介しました。

街はすっかりクリスマス。
どんなプレゼントをもらえるか、そわそわしてる女の子も多いのでは？
彼女達の憧れはやっぱり高級ブランドの洋服やバッグですよね。

そんな『ファッションブランド』が生まれたのは１９世紀パリでのこと。
それまでのヨーロッパ貴族社会には、ブランドは存在しませんでした。
それは顧客である貴族の家の方にネームバリューがあって、
その名が業者に信用を授けていたからなんです。

「皇室御用達」なんかはわかりやすい例ですよね。
ですから１８世紀から現れていた服飾デザイナーも「御用商人」として
社交界の人々のために洋服を仕立てていたんです。
それが１８７０年、ナポレオン３世による帝政が崩壊し、
これがファッションの道を切り開くことになります。

それまでトレンドや美学を作ってきたファッションリーダーである皇帝がいなくなり、
絶対的なものがなくなったことで、デザイナーは「自身がトレンドを作る人」になったのです。
こうして皇室御用達のデザイナーだった「シャルル・フレデリック・ウォルト」は
富裕層相手に商売を転換。

さらに、それまで生地や縫製など「行程ごとのギルド」に属する職人が分業していたものを、
デザイナーが、テキスタイルの選定・デザイン・仕上がりの見直しまで一貫して管理する
『オートクチュール』というシステムを生み出したのです。
なんと彼は顧客同士が同じ服を同じ場所で着ないように、
住む場所や服を着ていく場所などすべての顧客情報まで管理していたんですって。

そのほか、『ファッションを変えた皆殺しの天使〜ココ・シャネル』、
『パンチのあるファッションデザイナーたち』
『ファッションを伝える〜広報担当者とファッション誌』、
『ただいま注目株！新しいブランド〜キタコレビルとゴールデンフック』など、
今回は、華やかな｢ファッションブランド」についてのお話でした。

♪　この放送でかかった音楽　♪

ラスト・クリスマス／ワム

HAPPY　Ｘ’ＭＡＳ／セリーヌ・ディオン

クリスマス・イヴ／ERIC　MARTIN

ウィンター・ワンターランド／メイシー・グレイ

オー・ホーリー・ナイト／ケリー・クラークソン

Silent　Night／藤堂志摩子・二条乃梨子

そして、能登さんが絵本を朗読する『おはなしNOTE』。

今回も、【走れメロス　作：太宰治】を朗読しました。

番組では皆さんからのメールをお待ちしています。

番組の感想、能登さんに聞いてみたいこと、日々のエピソード、

それに『おはなしＮＯＴＥ』の感想など、何でも送ってきてくださいね。

また、能登さん自らが作詞した待望のファーストシングル

『能登麻美子・地球ＮＯＴＥ』テーマＣＤ「青のキセキ」は

超！Ａ＆Ｇショップにて販売中です！

さらに、iTunesでは「地球NOTEドラマシアター」の音声をダウンロード出来ます！

『iTunes Store』内で「地球NOTE」と検索すると、

以下の４つのセットが有料でダウンロード出来ます。

「第1章　夜が満ちる」「第2章　朝が嫌い」「第3章　朝の食卓」が収録されたPart1。

「第4章　ご馳走様」「第5章　運命の鍵」「第6章　微熱を冷ます処方箋」が収録されたPart2。

「第7章　信頼のみなもと」「第8章　鏡の中の出会い」「第9章　となりの人」が収録されたPart3。

「第10章　甘い脅迫」「第11章　坂道の歩き方」「第12章　抱きしめて」が収録されたPart4。

３章１セット、各300円でダウンロードが可能です！

他にも、文化放送の携帯サイト、『モバイル文化放送』でも

全１２章、１章につき105円（税込）で携帯電話にダウンロードが可能です！

※なお、一部ダウンロード音声非対応の携帯電話ではダウンロードできません。
　詳しくはモバイル文化放送の対応機種一覧をご覧ください

お聴きになりましたら是非、ドラマシアターの感想や、ご意見等を、

番組の方までメールをお寄せください。

投稿者 agqr : 2012年12月22日 15:46