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2012年10月27日
第106回~リスボン~
皆さん、こんばんは。
お休み前のひととき、いかがお過ごしになりましたか?
今回も番組を振り返っていきましょう。
第106回は「リスボン」についてご紹介しました。
リスボンの街を歩くと目につく、黒い雄鶏のグッズ。
このニワトリ、「ガロ」という真実と幸運のアイテムなんです。
それはこんな言い伝えに由来しているのです。
昔々「バルセロス」という街にある宿の主人が銀貨を盗まれ、
そこに泊まっていたスペインへ巡礼途中の旅人が犯人に疑われました。
そして彼は村人に捕らえられ、判事に絞首刑を宣告されてしまうのです。
無罪を訴える彼は「刑の執行前にもう一度判事に会わせてほしい」と最期のお願いをします。
そして家を訪ねると、判事は夕食の支度中。
こんがりと黒く焼けた「ガロ」、つまり雄鶏の丸焼きを食べようとしていたのです。
そこで彼は「私の無実の証として、刑が執行される時に神の奇跡が起き、
その鶏の丸焼きが、立ち上がって時を告げるでしょう」と言いました。
でも判事だってそんな話は信じません。
旅人は処刑場に戻され、いざ刑が執行されるその時、
本当に食卓の雄鶏が立ち上がって「コケコッコー」と叫んだのです。
驚いた判事は処刑場に急ぎ、旅人は無罪釈放されました。
その後、巡礼が無事終わると彼はこの町に戻り、十字架を建てたのです。
・・と、こんなお話なんですが、丸焼きが立ち上がるなんて、ねぇ。
でも1945年のアメリカ・コロラド州には、首をはねられても
18ヶ月も生き延びた『マイク』というニワトリが実在しましたから、
案外ホントなのかもしれませんよ。
そのほか、『世はまさに大航海時代』、『それはサウダーデから生まれる〜ペソアとファド』
『ぐいっとポルトガル〜ポートワインとコルク』、『甘いポルトガル〜日本風カステラと秘伝の味』など、
今回は、ポルトガルの首都「リスボン」についてのお話でした。
♪ この放送でかかった音楽 ♪
涙の口づけ/マンハッタン図
新しい航海/佐野元春
難船/マリオネット
ワインレッドの心/玉置浩二
追憶/ヘレン・メリル
7ブンノ5デイズ/超ラジGirlds
そして、能登さんが絵本を朗読する『おはなしNOTE』。
今回は、【白ぶたピイ(後編) 文:今江祥智 絵:国松エリカ】を朗読しました。
番組では皆さんからのメールをお待ちしています。
番組の感想、能登さんに聞いてみたいこと、日々のエピソード、
それに『おはなしNOTE』の感想など、何でも送ってきてくださいね。
また、能登さん自らが作詞した待望のファーストシングル
『能登麻美子・地球NOTE』テーマCD「青のキセキ」は
超!A&Gショップにて販売中です!
さらに、iTunesでは「地球NOTEドラマシアター」の音声をダウンロード出来ます!
『iTunes Store』内で「地球NOTE」と検索すると、
以下の4つのセットが有料でダウンロード出来ます。
「第1章 夜が満ちる」「第2章 朝が嫌い」「第3章 朝の食卓」が収録されたPart1。
「第4章 ご馳走様」「第5章 運命の鍵」「第6章 微熱を冷ます処方箋」が収録されたPart2。
「第7章 信頼のみなもと」「第8章 鏡の中の出会い」「第9章 となりの人」が収録されたPart3。
「第10章 甘い脅迫」「第11章 坂道の歩き方」「第12章 抱きしめて」が収録されたPart4。
3章1セット、各300円でダウンロードが可能です!
他にも、文化放送の携帯サイト、『モバイル文化放送』でも
全12章、1章につき105円(税込)で携帯電話にダウンロードが可能です!
※なお、一部ダウンロード音声非対応の携帯電話ではダウンロードできません。
詳しくはモバイル文化放送の対応機種一覧をご覧ください
お聴きになりましたら是非、ドラマシアターの感想や、ご意見等を、
番組の方までメールをお寄せください。
投稿者 agqr : 2012年10月27日 20:12