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2012年08月14日
第101回~百物語~
皆さん、こんばんは。
お休み前のひととき、いかがお過ごしになりましたか?
今回も番組を振り返っていきましょう。
第101回は「百物語」についてご紹介しました。
今年も暑〜い夏がやって来ました。本当にジメジメして夜もなかなか眠れませんよねぇ。
でも日本には昔から、そんな夜を涼しく過ごす方法があります。
部屋など一ヶ所に集まった人々が夜を徹して百話の怪談話を交互に語っていくのです。
その際には、火をともした百本のロウソクを、1話語り終える度に1本ずつ消してゆきます。
そして最後の百本目の火が消える時、恐ろしい物が現れると言われているのです。
そう、これが『百物語』です。
その起源は武家の子息たちが行なっていた「度胸試し」。
それが江戸時代になって庶民たちへも広がり、粋な遊びとして流行したのです。
でもなぜ「百話」なんでしょう?そのヒントは、この言葉にあるようです。
『百鬼夜行』。それは「夜中に妖怪の群れが練り歩く」という言い伝えのこと。
「百貨店」とか「百獣の王」、「お百度」のように、「百」は「たくさん」という意味で
妖怪の多さを表す言葉だったのが、江戸時代には本当に「100」という数字に
結びついて、百話の怪談話をするようになったのでした。
そのほか、『東京本所は怪奇だらけ〜本所七不思議』、『語ってなんぼの怪談話〜怪談の語り部』
『その妖怪が見てみたい!〜妖怪絵師』、『百物語実践講座』など、
今回は、この季節にピッタリな「百物語」についてのお話でした。
♪ この放送でかかった音楽 ♪
シャレード/ヘンリーマンシーニ
プレリュード/古澤厳 セルジオ&オダイル・アサド
ゲゲゲの鬼太郎/バラダン・チェンバー・オーケストラ
アンタッチャブル~死のテーマ~/ヨーヨー・マ
初恋ノオト/花澤香菜
そして、能登さんが絵本を朗読する『おはなしNOTE』。
今回は、【杜子春(後編) 作:芥川龍之介】を朗読しました。
番組では皆さんからのメールをお待ちしています。
番組の感想、能登さんに聞いてみたいこと、日々のエピソード、
それに『おはなしNOTE』の感想など、何でも送ってきてくださいね。
また、能登さん自らが作詞した待望のファーストシングル
『能登麻美子・地球NOTE』テーマCD「青のキセキ」は
超!A&Gショップにて販売中です!
さらに、iTunesでは「地球NOTEドラマシアター」の音声をダウンロード出来ます!
『iTunes Store』内で「地球NOTE」と検索すると、
以下の4つのセットが有料でダウンロード出来ます。
「第1章 夜が満ちる」「第2章 朝が嫌い」「第3章 朝の食卓」が収録されたPart1。
「第4章 ご馳走様」「第5章 運命の鍵」「第6章 微熱を冷ます処方箋」が収録されたPart2。
「第7章 信頼のみなもと」「第8章 鏡の中の出会い」「第9章 となりの人」が収録されたPart3。
「第10章 甘い脅迫」「第11章 坂道の歩き方」「第12章 抱きしめて」が収録されたPart4。
3章1セット、各300円でダウンロードが可能です!
他にも、文化放送の携帯サイト、『モバイル文化放送』でも
全12章、1章につき105円(税込)で携帯電話にダウンロードが可能です!
※なお、一部ダウンロード音声非対応の携帯電話ではダウンロードできません。
詳しくはモバイル文化放送の対応機種一覧をご覧ください
お聴きになりましたら是非、ドラマシアターの感想や、ご意見等を、
番組の方までメールをお寄せください。
投稿者 agqr : 22:04