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2011年08月26日

第76回~ロシア~

皆さん、こんばんは。

お休み前のひととき、いかがお過ごしになりましたか?

今回も番組を振り返っていきましょう。

第76回は「ロシア」についてご紹介しました。


地球を半周するほど東西に長く伸び、
地球上の陸地の10分の1の面積を持つ世界最大の国ロシア。

日本が45個も入るほど広い国土の4分の3以上は、
寒さの厳しい「シベリア」と呼ばれる地域となります。
その中のヤナ川に面した港町「ベルホヤンスク」は世界で最も寒い町の一つ。
観測史上最低の気温はマイナス69.8℃。
1月の平均気温だってマイナス50℃にもなり、
人が吐く息は小さな氷の粒になります。
帰宅してからも、温かい物を飲むにはしばらく待たなくてはいけません。
急に飲んだら温度差で歯にヒビが入ってしまうからなんですよ。

このように寒いロシアの各家庭には「ペチカ」という暖炉がありました。
これは部屋を暖めるだけでなく、スープをコトコト煮るのに使われたのです。
そのためロシアにはスープ料理の多いこと!
その定番が「ボルシチ」です。
中身はキャベツ、タマネギ、ジャガイモ、ニンジンにお肉。
そして必ず「ビーツ」という真っ赤な野菜を入れ、これがあのスープを赤くするのです。
ビーツに含まれる赤い色素「ペタシアニン」は
簡単に水に解けるため、ビーツを切るとまな板や手まで真っ赤になるんですって。

それからペチカは、オーブンとして”パン生地料理”にも使われました。
水気のある材料をそのまま加熱すると水分が蒸発してパサパサになってしまうため、
パン生地でくるんだり、フタをするのです。
ご存知「ピロシキ」だって、本家ロシアでは揚げたものはほとんどなく、焼いて作ってるんですよ。


今回は『ロシアのアルコール事情』、『ロシアのマクドナルド』、
『冬の芸術』、『シベリア鉄道の旅』、『マトリョーシカ』など、
ソビエト連邦から生まれ変わって今年でちょうど20年。
日本のお隣”ロシア”を覗いてみました。


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番組では皆さんからのメールをお待ちしています。

番組の感想、能登さんに聞いてみたいこと、日々のエピソードなど、何でも送ってきてくださいね。


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パソコンや、iPhone、iPadから『iTunes』を開き、

『iTunes Store』内で「地球NOTE」と検索すると、

以下の4つのセットが有料でダウンロード出来ます。


「第1章 夜が満ちる」「第2章 朝が嫌い」「第3章 朝の食卓」が収録されたPart1。

「第4章 ご馳走様」「第5章 運命の鍵」「第6章 微熱を冷ます処方箋」が収録されたPart2。

「第7章 信頼のみなもと」「第8章 鏡の中の出会い」「第9章 となりの人」が収録されたPart3。

「第10章 甘い脅迫」「第11章 坂道の歩き方」「第12章 抱きしめて」が収録されたPart4。

3章1セット、各300円でダウンロードが可能です!


また、文化放送の携帯サイト、『モバイル文化放送』でも

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モバイル文化放送月額会員の方も、そうでない方も、

全12章、1章につき105円(税込)で携帯電話にダウンロードが可能です!

※なお、一部ダウンロード音声非対応の携帯電話ではダウンロードできません。
 詳しくはモバイル文化放送の対応機種一覧をご覧ください


パソコンやiPod、携帯電話などで聴く、能登さんの優しい声を是非お楽しみください!


そしてお聴きになりましたら是非、ドラマシアターの感想や、ご意見等を、

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投稿者 agqr : 17:00

2011年08月16日

第75回~日本の夏~

皆さん、こんばんは。

お休み前のひととき、いかがお過ごしになりましたか?

今回も番組を振り返っていきましょう。

第75回は「日本の夏」についてご紹介しました。


江戸の町では、道端でスイカや桃といった水分の多い果物「水菓子」や、
食欲が起きない時でもするっと食べられる「ところてん」、
「冷や水」と名づけられた砂糖入りの水などが行商されました。

現代でもコンビニで『ガリガリくん』を買って、ほおばりながら歩いたりしますよね。
暑い夏といえば、冷たいものが食べたくなります。

でもやっぱり日本人なら真っ先にあげたいのは「かき氷」です。
その歴史は古く、清少納言の『枕草子』にも
「金属製の刃物で削った氷にツタの樹液をかけて食べた」という記述があります。

1869年・明治2年の横浜・馬車道に初めての氷水店ができてから一般化し、
第二次世界大戦前は、削った氷に砂糖蜜をかけた「みぞれ」、
小倉あんをのせた「金時」、さらに砂糖をふりかけた「雪」といった味が人気でした。
こうして全国に広まったかき氷は進化を遂げていったんですよ。


今回はそんな”日本の夏”について、『見直される”和の涼”』を中心に、
『風鈴・金魚』、『夏の食材』、『緑のカーテンと地熱住宅』、
『涼をとるファッション』など、今年のあつーい夏を乗り切るヒント、
日本や世界の様々な”涼”の取り方をみてみました。


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「第7章 信頼のみなもと」「第8章 鏡の中の出会い」「第9章 となりの人」が収録されたPart3。

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投稿者 agqr : 13:30

 

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